30代でタイに移住なうな筆者(バンコク、パタヤ、チェンマイに合計4年ちょっと居住歴あり)が、移住の方法、必要な準備、費用、注意点、メリット、デメリットについて全力でまとめてみたので、移住を考えている方は是非参考にしてください!
ロングステイビザが貰えないような若い年齢の人でもタイに移住することは十分可能です
【移住】と書くとなんか凄い大げさに見えるかもしれませんが、観光の延長程度に1〜2ヶ月程度住んでみるプチ移住から1年以上のそこそこ長い移住まで様々な人の役に立つようまとめてあります
- タイは移住までのハードルが他国と比べて低い【5つの理由】
- ①移住に最も重要な長期滞在の要件(ビザ等)が緩い
- ②タイは日本より物価が安いので移住にかかる費用が少ない
- ③タイは治安が良いので海外移住初心者でも安心
- ④タイと日本はどちらともアジアなので文化が近い
- ⑤タイには多くの外国人が移住しているので前例、情報が溢れている
- タイに移住するための具体的な方法と準備=5ステップ
- ①タイのどこに移住するかを決める
- バンコク=タイ移住のド定番、東南アジア屈指の大都市
- パタヤ=バンコク近郊にある夜の街で有名なリゾート地
- チェンマイ=タイの移住先として人気No. 1!デジタルノマドの世界首都
- プーケット=ヨーロピアンの移住先として人気!タイ南部の超有名リゾート地!
- ②タイにどれくらいの期間滞在するかを決める
- ③パスポート、航空券、到着してからのホテルを準備する
- ④タイに滞在中の海外旅行保険をどうするか決める
- ⑤タイに到着したら移住先のアパート、コンドミニアムを探す
- タイに移住するにはどれくらい費用がかかるの?
- タイへの移住を考える際に注意すべきこと
タイは移住までのハードルが他国と比べて低い【5つの理由】
タイが他国と比べて移住が簡単な理由は以下の5つです
- 他国と比べてビザの要件が緩い
- 他国と比べて物価が安い
- 治安が良い
- 文化が日本と近い
- 移住の実績が豊富で情報が多い
ほとんど海外旅行の延長的なノリで移住を始めることができるくらいハードルが低いです
この5つについて説明していきます
①移住に最も重要な長期滞在の要件(ビザ等)が緩い

ノービザで隣国への出入国を繰り返す、いわるゆるビザランで2年、3年と住み続けることができた時代の老人共が『タイはビザが厳しくなったので長期滞在には向かない』等とボケた発言をしているのをたまに聞きますが、他国の常識と比較すれば全然緩いです
筆者のようなロングステイビザをもらえないような年齢の(ギリ)若者が無条件で長期滞在し続けることができる国なんて世界中見渡してもそうそうないですからね
2ヶ月までのプチ移住ならビザを取る必要すらないし、筆者のように3年〜4年住むだけなら普通の日本人であれば特になんの問題もなく誰でもビザ等の問題をクリアできます(※ただし2019年の秋より観光ビザとEDビザの取得が少し厳しくなっているのは事実なので長期滞在を希望する場合は計画的にやる必要があります)
詳しい内容については後ほど説明します
②タイは日本より物価が安いので移住にかかる費用が少ない
首都バンコクの物価は日本の物価にかなり近づいてきていると言われている今日この頃ですが、それでもなおタイの物価は基本的にほぼ全ての分野で日本よりかなり安いです
よっぽど遊びすぎない限りは日本で生活するよりコストはかなり抑えられます
たまに『バンコクは日本より物価が高い』等と妄言を吐いてる老人を見かけますが、余程のど田舎出身じゃない限りは首都のバンコクですら日本と比べたら物価は全然安く感じます
まずタイは日本よりが家賃が安い
生活の中で最も大きな固定費となる家賃が日本と比べて圧倒的に安いです
首都バンコクですら、超一等地にある高級コンドミニアムにでも住まない限り(超一等地に住んだとしても六本木や麻布十番で同じレベルのコンドミニアムに住むことを考えたら比較にならないくらいバンコクの方が物価安いですが)日本とは比較にならない安い家賃で広くて綺麗でプール、サウナ、ジム付きのコンドミニアムに住むことができるし、地方に行けばさらに物価は下がります
また大抵のアパートやコンドミニアムには家具等の生活に必要なものがついてるのでスーツケース一つで海外生活を始めることができます
参考までに筆者は今チェンマイに住んでいますが、チェンマイで2万B(7万円)以下、特に1万B(3万5千円)前後で借りられるコンドミニアム、アパートをまとめた記事があるので参考にしてみてください

以前新宿に住んでましたが、新宿じゃ15万円出してもせいぜいチェンマイの15000B(約5万円)程度のコンドミニアムと同程度です(´□`)
スーパーやレストランも日本の物価の半分程度
レストランでご飯を食べる場合でも例えば有名なタイ料理でいうとカオマンガイやパッタイ、ガパオなんかは30B〜40B(100円〜150円)程度で食べることができるので、毎日外食してても大した負担になりません
タイの現地人も基本的にご飯は外で買ったり、屋台やレストランで食べる人が多いです
当たり前ですが、輸入品を買ったり外資系のレストランで食事をするとそこそこ高くつきます
でも例えば日系の大戸屋とかCoCo壱で食べても体感的には日本の1.3倍程度の価格なのでそんなに騒ぐほどのものではないです
筆者は日系のレストランでほぼ毎週、というか多分2日に一回くらい大戸屋とか吉野家とかCoCo壱とかで食べてますが、それでも総合的な生活コストは日本に住んでた時よりも遥かに低いですから
最近はローカルの(?)日本食レストランもクォリティの高いところがチラホラ出てきて、筆者がよく行くラーメン屋では日本より遥かに安い金額で結構美味しいラーメンが食べられます



まぁここは日本人オーナーらしいですけどね
タイは車、バイクの維持費が安い
- 車の維持費は税金と自賠責合わせてだいたい2300B程度(8000円前後)
- バイクの維持費は税金と自賠責合わせてだいたい600B程度(2000円前後)
と日本と比べると維持費は安いし、整備費用も安いです
バイクに関しては車両購入費用もHONDA、Kawasaki、YAMAHAあたりは日本で買うより安いことが多く、150CCのバイク等日本であまり見かけない車種も買うことができるので楽しいですよ!
タイに住んでる外国人は複数台バイクを所有してることが多いです笑
さらに鉄道にバイクを乗せることができたりとバイク旅に向いてる隠れバイク大国ですよ(別に隠れてもないか)



バイクの購入に関しては興味がある方はこちらの記事を参考にしてみてください



バイクに乗ったことがない方も問題ありません
タイ国内には設備が充実した教習所がいくつかあり、日本より安い金額で気軽に習いに行くことができます
詳しくはこちらの記事を参考にしてください



※バイクの購入は比較的安いですが車の購入に関してはタイで新車を買うと日本より割高です(ただし売る時も高く売れます)
免許も一から取得可能です



③タイは治安が良いので海外移住初心者でも安心
在住者としての目線、また過去に観光客として何十回もこの国を訪れた経験から見て世界でもかなり治安の良い国だと思います
筆者が以前新宿に住んでた時は、3ヶ月に一回くらいは頭のおかしいちょっと危険な人に遭遇したりしたんですが、今住んでいるチェンマイでは住み始めてから(多分)一度もそういった変な人には遭遇しないです
むしろ筆者がこの界隈で一番変な人な可能性がry
いやもちろん悪い人もいますよ?
特に大都市で人がたくさんいて、外国人観光客がたくさん来るような場所は世界中どこに行ったって悪い人が集まるんです
でも滞在中に起こり得るトラブルのほとんどは常識的な行動で防げる、自力で防御できます
例えば酔った女性が夜中に一人で人通りの少ない繁華街の路地裏を歩いてても安全かと言われたらそれはさすがに安全とは言い難いですよ(まぁ夜の人通り少ない路地裏は犯罪者より野良犬の方が怖いですが)
こう言った常識外の行動、油断のし過ぎによって被害に巻き込まれてる人がほとんどで、普通に生活している分にはそんなに治安面で不安を感じる国ではありません
④タイと日本はどちらともアジアなので文化が近い
筆者はアジア圏外にも居住経験がありますが、日本人が生活するにあたってアジア圏はやはり住みやすいです
文化的に共通するところが多いというのは非常に大きなメリットです
タイと日本は食文化が近い
毎日パスタ、パン、ピザ、フィッシュ&チップスで我慢できる日本人はそうそういないと思います
この間2ヶ月くらいスペイン、モロッコを旅した後に台湾に行ったんですが、台湾に着いてから最初に海南鶏飯っぽいやつを食べた時の安心感と満足感が半端なかったんですよ
やっぱり日本人は米と麺なんです
みなさんご存知の通り、タイ料理はカオマンガイ、ガパオ、カオパット、パッタイ、パットシーイウ、バーミー等たくさんのメジャーな米や麺中心の料理を安く食べることができるし、最近は日本食が結構人気で、現地の人がやってる安い日本食レストランがたくさんあります
オリジナルの日本食が恋しくなったら吉野家、大戸屋、CoCo壱、世界の山ちゃん、一風堂と言った日本のチェーン店で食べることも容易にできます(上で述べた通り、これら日本のチェーン店は日本で食べるより若干割高です)
また自炊したくなったらスーパーに行けばなんでも日本食材は手に入ります
筆者も家にラーメン、うどん、素麺、納豆等いろいろ溜め込んでますから
食べ物に関するストレスがアジア圏外と比べると圧倒的に少ないのは大きなメリットです
タイと日本は街中の文化も近い
街中の構造、人々の生活スタイルもやはり似ています
24時間営業のセブンイレブンが乱立し、1つのエリアになんでも揃う大型スーパーがいくつもあり、多くのレストラン、観光施設は土日祝日問わず年中オープンしてます
無計画で深夜にお腹が空いてもセブンイレブンやマックでいつでもどこでもご飯を食べることができます
これらは我々日本人の日々の生活に欠かせないものですよね(まぁ便利過ぎるってのは良いことばかりでもないと思いますが)
アジア圏外の多くの国ではこう言ったことはありえません
深夜はほぼ全ての店が閉まっています
深夜にお腹が空いて家に何もなかったら翌朝まで我慢しなければいけないのできちんと計画的に買い物をする必要があります
例えばオーストラリアで日曜祝日に街に出てみるとよくわかります
(特に朝なんかは)廃墟の方が人いるんじゃないかってくらい人がいなくて店も軒並み閉まってます
彼らは日曜祝日は働かず家族みんなで公園にバーベキューしに行きます
筆者はアデレードに住んでいた時にイースター休暇を知らず、準備不足だったことで餓死しかけたことがありますから
ちなみにその時はチャイナタウンの中華料理屋に助けられました笑
⑤タイには多くの外国人が移住しているので前例、情報が溢れている
情報がたくさんあると言うのは非常に大きなメリットです
海外移住に関してタイほど情報が溢れている国はないでしょう
世界中から多くの人たちが移住しにきているので、ほぼ全ての主要言語でリアルタイムの情報を豊富に得ることができます
もちろん日本人の移住者は特に多く、基本的な情報に関しては仮に英語やタイ語を一切理解できなかったとしても問題なく得ることができるし、住むエリアによっては日本語だけで押し通すことも可能でしょう(ただし後ほど書きますが、最低限の英語、タイ語はできた方が良いです)
また受け入れ側のタイも移住者、ロングステイ、外国人観光客に慣れているため、こうした人たちに向けのサービスが豊富に用意されています
タイに移住するための具体的な方法と準備=5ステップ
複雑なことはなく、基本的には海外旅行の延長的なノリで移住生活を始めることができます
- 住む場所を決める
- 住む日数を決める
- パスポートを用意して、航空券、ホテルを予約する
- 海外旅行保険をどうするか決める
- 現地に飛んでアパート、コンドミニアムを探す
の5ステップです
ていうかフットワークの軽いアクティブな人ならとりあえずタイに飛んでみて良さそうなら住む、なんか微妙だったら帰るっていう軽いノリでも全然OKです
①タイのどこに移住するかを決める
外国人に人気があるのはバンコク、パタヤ、チェンマイ、プーケットあたりの比較的規模の大きな都市です
サメット島やパンガン島と言った離島に住んでる若くてフロンティア精神旺盛な人の話もチラホラ聞きますし、タイ人女性と結婚してる人なんかはチェンライやメーサイ、コンケーン、ウドンタニ等の地方都市に住んでる人とお会いしたこともありますが、あまり一般的ではないので説明を省きます
インターネット等で情報を集めて直感で選ぶのでも良いですし、日本人はタイに60日間(イミグレで延長した場合)はノービザで滞在することができるので、一度タイに旅行がてら偵察にきて決めるのが良いかと思います
一応上の4つの都市について簡単に紹介します
バンコク=タイ移住のド定番、東南アジア屈指の大都市


東南アジア屈指の大都市で、多くの日本人在住者がいるバンコクはタイ移住初心者向きと言えるでしょう
バンコクの良いところ
- 日本から直行便があるので行き来が楽
- 大きな国際空港が2つあり、安いLCCがたくさん飛んでいるので国内、周辺諸国への旅行も便利
- 大都市なので都会に住みたい人向け
- 多くの日系スーパー、デパート、美容院等があり日本のものが何でも手に入る
- (要注意)夜遊びに関しては世界屈指の充実度
やはり首都だけあって利便性はダントツでしょう
住んでいる日本人も多く、日本人専用のサービスもたくさんあります
夜遊びもクラブ、バー、怪しいお店等何でも揃っていますが、これは次のバンコクの悪いところでも説明するように注意が必要です
バンコクの悪いところ
- 大都市なので人が多いし、場所によっては悪い人もいる
- 中心部の人気あるコンドミニアムは短期契約できないことが多い(1ヶ月〜契約可能なアパートはあります)
- 立地のいい場所に住もうとすると家賃が高い
- 夜遊びしすぎたら金がいくらあっても足りないし危険も増す
日本で言うところの東京です
良い人もいれば悪い人もいるし、タイの中では比較的家賃が高いです
BTSやMRT等で人混みを見るとまるで東京の地下鉄のようで嫌になると言う人も少なくないでしょう
バンコクのコンドミニアムは1ヶ月とか3ヶ月と言った感じの短期滞在を受け付けてくれるところが少ないような気がします
ただこういった短期滞在したい人向けのアパートはたくさんあるので住む場所が見つからないと言ったことはないでしょう
そして夜遊びに関してですが、一部の人にとってタイと言えばこれがメインになるほど夜遊びで有名な国です
別に夜遊びするなとは言いませんが、毎晩女の子を連れ出して遊んでれば生活コストは東京とは比にならないくらい高くつくだろうし、トラブルに巻き込まれる可能性だって高くなります
筆者が以前パタヤに住んでいた時は2週間に一回くらいは夜の街で働いてる女の子(まぁオカマが4割くらいかな)と外国人がトラブってるのを見かけましたし、顔面から血を流して倒れてるヨーロピアンのオッサンも見かけました
支払いで揉めてオカマにハイキックされたそうです
パタヤ=バンコク近郊にある夜の街で有名なリゾート地
パタヤの良いところ
- バンコク市内やスワンナプーム空港からバスで2時間程度と立地が結構良い
- ビーチフロントのコンドミニアムが割と多いのでリゾート気分が味わえる
- 1〜3ヶ月程度の短期滞在が可能なコンドミニアムが多くバンコクよりは割安
- 近場にラン島やサメット島と言った海が綺麗な離島がある
- ビザの延長手続き等をするイミグレーションが緩い
- 夜は星の数ほどのバーやレストランがあるので飲む場所には困らない
バンコクからそんなに遠くなく気軽にリゾート気分を味わえる街です
スワンナプーム空港に直行バスがあるので、タイ国内、周辺国、日本へ行く際には便利ですね
夜になるとウォーキングストリートやソイブアッカオは数えきれないほどのバーやクラブで盛り上がってるのでこういった賑やかな街が好きな人にはおすすめです
パタヤの悪いところ
- 娼婦、怪しいマッサージ屋さんの勧誘がしつこすぎる
- 街中はほぼ全て外国人価格なので家賃以外はバンコクよりも物価が高い
- 場所によっては賑やかすぎる
- リゾート地ではあるけどパタヤビーチの海は全然綺麗じゃない(海を楽しみたかったら離島まで行く必要がある)
- 外国人に慣れすぎ(ローカルの食堂でチップを要求されたのはこの街が初めて)
何と言っても娼婦と怪しいマッサージ屋さんの数が尋常ではないため、目の前を歩くだけでとてつもない勧誘の嵐になります
筆者は全く興味がないので、毎回スルーしてたんですが、スクラム組んで進路妨害等は当たり前のようにやってきます
毎回『プルンニープルンニー(明日来るから!)』と言って切り抜けるんですが、毎日これ言ってたらついにマッサージ嬢から日本語で
『ウソツキのヒト!』
と嘘つき認定されていまいました(まぁ間違ってはないです)
ちょっと買い物行くだけでも通り道にこう言う人たちがたくさんいるとストレスになりましたね
こう言うのが好きな人なら良いですが、そうでない方はパタヤ南部のジョムティエンビーチ周辺なら比較的落ち着いて過ごせるかと思います
チェンマイ=タイの移住先として人気No. 1!デジタルノマドの世界首都
タイ国内のあらゆる地域を旅して回ってバンコク、パタヤにも住んでいたことがある筆者ですが、タイで一番おすすめの街を選べと言われたらダントツでチェンマイです
チェンマイの良いところ、悪いところに関してはこちらの記事にまとめてあるので参考にしてください



プーケット=ヨーロピアンの移住先として人気!タイ南部の超有名リゾート地!
筆者は何回も行ったことあるんですが、住んだことはないので知っている範囲内で良いところ、悪いところをまとめてみます
プーケットの良いところ
- 東南アジア屈指のリゾート地で周辺に美しい離島が多数ある
- 歓楽街でもあるので夜飲む場所や遊ぶ場所には特に困らない
日本人の方にもよく知られているピピ島やシミラン諸島、ローク島はここからツアーが出ており透明度の高い海でシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます
また街も結構賑わっているので夜遅くでもご飯を食べる場所等には困りません
プーケットの悪いところ
- タイ屈指の物価の高さ
- 雨季は海で遊べる機会も減る
- バンコクから飛行機で1時間20分程と立地がそんなに良くない
- ロングステイ等で気軽に移住する場合、上の3都市と比べて情報が少ない
プーケットはタイ国内屈指の人気リゾート観光地なので物価の高さが気になりますかね
家賃の安いアパートは内陸の方にありますから、パタヤのようにそこそこ安くビーチフロントのコンドミニアムを借りる等と言うことも難しいでしょう
なので例えばマリンスポーツが好きで年がら年中マリンスポート関係の活動をしたいとかそういう特別な目的を持っている人向けかと思います
数ヶ月に一回綺麗な離島に遊びに行きたい程度でしたらバンコクやチェンマイに住んで、プーケットに旅行に来れば良いだけですからね
②タイにどれくらいの期間滞在するかを決める
どのビザを選択するにせよほとんどのケースで初回入国はノービザでの入国になると思います
が
滞在期間によって、その後必要になるビザの種類が変わってきます
例えば2ヶ月以内の滞在でしたらビザを取る必要はないですし150日くらい滞在したいということになると観光ビザを検討する必要が出てきたりといろいろです
滞在期間ごとのビザ選びに関してはこちらの記事を参考にしてください



③パスポート、航空券、到着してからのホテルを準備する
航空券はスカイスキャナー等の価格比較サイトを利用すると良いでしょう
航空券を購入したらタイに到着後、コンドミニアム、アパートを決めるまでに泊まるホテルも予約します
まぁだいたい3日分くらい予約しておけば十分決まると思います
ホテル予約サイトはたくさんあるのでどれを使ったら良いか迷うと思いますが基本的にはbooking.comかagodaだけをチェックすれば十分です
この2つのサイト以外をチェックするのは時間の無駄ですが、エクスペディアもまぁまぁ悪くないのでどうしても時間が余り過ぎて他にやることがない人は確認してみると良いかもしれません(時間があったらで良いです)
④タイに滞在中の海外旅行保険をどうするか決める
タイの医療費はそんなに高くないですが、クレジットカード付帯の保険でもなんでも良いから海外旅行保険は入っておくべきです
海外によく行くような人はほとんど既に持っているとは思いますが、個人的には入会費、維持費が無料なのにも関わらず90日間自動で海外旅行保険が付帯するエポスカードをおすすめするのでこちらも記事を参考にしてください



近年海外旅行保険の保険料がビットコインバブル並みの高騰を見せており、海外に長期滞在したい方には辛い状況なのでこういった無料で海外旅行保険が付くサービルは非常にありがたいです
とりあえず無料で自動付帯するエポスカードの海外旅行保険を使って、期限が切れる前に日本に一旦帰国するか、現地で別の海外旅行保険に入るプランが良いかと思います
日本の保険会社だと最近は1年間30万円とか40万円とかかなり終わった金額設定になってきてますが、海外の保険会社だと1年間10万円以下で加入できる保険がたくさんありますので
⑤タイに到着したら移住先のアパート、コンドミニアムを探す
タイの物件探しは基本的に現地で足で探すのが普通です
2020年現在、足で探すのはもう時代遅れ気味になってきました
格安のアパート形式の部屋以外のコンドミニアムは最初から不動産屋を通した方が話が早いことが多いです(仮にそれが10000B前後の安い価格帯のコンドミニアムだとしても)
基本的に一部を除いてタイのアパート、コンドミニアムは家具等生活に必要なものが全て付いてますので、スーツケース一つで入居して生活を始めることができます
以下はチェンマイでの物件探しの方法ですが、タイの他の都市でも同じような手法が使えますので参考にしてください



以上の5ステップで移住は完了です
タイに移住するにはどれくらい費用がかかるの?
結論を先に言いますが
人それぞれです
1年間100万円で足りる人もいれば200万円あっても足りない人もいます
人それぞれではありますが、これで終わるとこの記事の価値が全くないので筆者自身の体験や周りの人の体験を元にちょっと書いてみます
家賃を抑えれば100万円で1年間住むのは可能(※レート次第)
バンコクの人気エリアでBTSから徒歩圏内とかだとまず無理ですが、それ以外のエリアやチェンマイ等の地方都市なら100万円で1年住むのはお金の使い方が上手な人なら可能です(2019年3月現在、レートがよろしくないので100万円ぴったりに抑えようとするとかなりの工夫が必要です)
それもカツカツではなく普通に友達や彼氏彼女とデートしたり旅行したり、語学学校に行きたい人は学費も含めて可能です
絶対に無理だと言い張る人はお金の使い方が下手過ぎるか語学力を含めた生活力があまりに低すぎて余計なサービスにお金を使いすぎです(ただし、最初に述べた通り現在レートがよろしくないので100万円ぴったりに抑えようとするとかなりの工夫が必要で初心者には簡単ではありません)
筆者の友達のデンマーク人はチェンマイで語学留学の学費や休日の観光代、飲み代、アパート代全て含めて10000米ドル(現在のレートで約111万円)の予算で1年間満喫してデンマークに帰っていきました
またお金貯めたら来るそうです
年間100万円前後(つまり月10万円未満)の予算で移住するコツは家賃を抑えることです
10000B以下(今日のレートで35000円で胃が痛いですw)、できれば8000B以下(28000円以下)に抑えることができれば月10万円未満での生活も現実的なものになってくるかと思います
上の方に載せたコンドミニアム、アパート紹介の記事にも書いてありますが、チェンマイ等、タイの地方なら10000B以下でプール、ジムつきの広いコンドミニアムに住むことが可能ですし、バンコクでも場所を選べば10000B以下でそこそこ快適なアパートを見るけることは普通にできます
経験のない方だと不安になるだろうし、最近のレートを考えると最初は月10万円+αくらいの予算を確保しておいた方が良いかと思います
月10万円+α確保できていれば多少慣れない部分や無駄があったとしても快適な生活を楽しめると思います
お金の使い方が上手な人だと慣れればそのうち月8万〜10万円程度で楽しめるようになるでしょう
もちろん趣味等がお金のかかるものであればこれに収めるのが難しい場合もあるので人それぞれです
レートによって滞在費の負担がどれくらい変わるか
2016年の秋頃、筆者はパタヤに住んでいたんですがその時のパタヤの街中にある両替所のレートはだいたい
10000円=3450B(100万円=34万5千B)
本日(2019年3月25日)のバンコクにあるレートが良いことで有名な両替所タニヤスピリットのレートは
10000円=2875B(100万円=28万7千5百B)
つまり今現在と、約2年半前のレートで100万円を両替すると57500B(本日のレートで20万円近く)差が出ます
すいません今この項目を追記しながらドン引きしてます
マジか……
結論としてはタイでの生活にかかる費用はレート次第で1〜2割くらいは動きます…
夜の街で毎晩遊んでたら1000万円あっても足りない
あんまり説明する必要もないと思いますが、毎晩毎晩夜の街で遊んでたらお金はいくらあっても足りません
タイの物価は体感的に日本の半分程度です(もちろん都心部では高いし、地方ではもっと安くつくこともあるのでそんな単純な話ではないですが)
タイで毎晩女遊びをしたい人は、六本木で1ヶ月間毎日キャバクラにでも通ってみて、かかった費用の半分がバンコクでかかる生活費だと思えば良いでしょう
タイ人の女の子に騙されて最新のiphoneやmacbookを買わされたりしてる阿呆がいましたがこーゆー人は500万あろうが1000万あろうが足りないと思います
タイへの移住を考える際に注意すべきこと
最近はタイをはじめとしてマレーシアやバリといった東南アジア移住が流行っておりそういったものに関するニュースや記事、ブログは良い面だけを多く取り扱って紹介しています
筆者は何の抵抗もなく東南アジアの生活を楽しめていますが、人によってはちょっとした生活スタイル、文化の違いから多大なストレスを受けたり、こんなはずじゃなかった等と後悔する例も少なくないです以下にいくつか注意すべき点をまとめます
できる限り事前にタイを訪問して観光も兼ねて下見をした方が良い
タイを訪れたことない人がネットの情報だけで移住を決定するのはあまりよろしくないでしょう
いかに日本と同じアジア圏と言えどもタイは外国で文化も違えばルールも違います
実際にタイという国がどういう国なのか、1週間程度でも良いので自分が住もうと思ってる街を下見、観光した方が良いです
上の方でも書きましたが、フットワークの軽いアクティブな方でしたら、タイを旅して回って、気に入ったところがあったらそのまま住み着くというパターンも可能ですしこれが一番良い気がします
タイに移住する場合、英語やタイ語は喋れた方が良いに決まっている
よくいますよね
『英語やタイ語なんか喋れなくても生活できる』等とわけのからないこと言う人
いや生活はできますよ(多分)
でも日本語だけしか話せない場合、行動範囲が超限定的になってしまいとても充実した海外生活は送れません
なので仮に今喋れなくても喋れるようになる努力をすべきです
筆者はタイに移住してきた当初、英語しか話せなかったのでタイ語を勉強し始めました
現時点でもタイ語の能力は大したことないですが、それでも簡単な会話がタイ語でできるのと英語で全部押し通すのでは活動範囲に天と地ほどの差が生まれます
タイにはたくさんの英語学校、タイ語学校があり学費も安いので勉強をする環境は整っています
タイなのになんで英語?
と思うかもしれませんが、タイで知り合う人が全員タイ人なわけではありません
実際今チェンマイにいる筆者の友達は4割がタイ人、4割がヨーロピアン、1割がアメリカ人、残りの1割が台湾人、マレーシア人、シンガポール人等です
なので彼らとのコミュニケーションには英語が必須となっています
今現在英語もタイ語も話せない方は両方、英語しか話せない方はタイ語の勉強を一生懸命頑張るとタイでの生活がより充実したものになると思います
タイの語学留学に関してはこちらの記事を参考にしてください



日本での常識と少しでも違うことが起きたら許せない人には向いていない
タイで生活していると様々な面で日本との違いを感じることがあるでしょう
時間にルーズな人が多かったり、ドタキャンする人がいたり、語学学校に問い合わせたメールが全然返って来なかったり、スマホを見ながら適当に仕事をしている人が多かったり、日本みたいにお客様は神様扱いなんてしてくれなかったり、水道水は飲まない方が良いって言われたり、タクシーでボッタクられたり、役所で賄賂を取られたり、入居したアパート、コンドミニアムで想定外のトラブルが勃発したり
上で挙げた程度のことは日常茶飯事なのでこの程度のことでいちいち腹を立ててたらストレスで死ぬと思います
なのである程度おおらかな心を持って過ごす覚悟を…というかメンタルを鍛えましょう
いわゆるマイペンライ精神というやつです(多分)
以上!タイに移住(短期でも長期でも)したい人向けにその具体的な方法をまとめてみました!
タイに住んでみたいなぁと漠然と考えているけどどうしたら良いかわからない人って結構いると思います
はっきり言って誰にでも簡単に実行に移せます
タイ移住のハードルはタイを旅行するのと同程度だと思ってください
普通に海外旅行ができる方なら誰でもできるので興味ある方は是非参考にしてください!
それではまた!ぽっぷがんまぁい!( ・∇・)
ps
3回目のソンクラーンが近づいていますが今年も参加する気は一切ありません
こんにちは🎵はじめまして
最近タイ移住への興味が湧いてきて
ネット検索しましたら
貴殿のサイトを発見いたしました、うえちゃん
(上原)です。
ちなみに…68の年金オヤジ?ですが
タイへの移住は大丈夫ですか?
ご指導ください❗
よろしくお願いいたします🙏
うえちゃんさんコメントありがとうございます。
大丈夫か大丈夫じゃないかという質問に対して回答するのは難しいんですが、可能か不可能かという質問に対する回答は「可能」です。実際に同様の年齢でタイに住んでいる日本人はたくさんおりますので。
大丈夫か大丈夫じゃないかという質問に関しては、健康状態、体力、語学力、金銭面、どれくらいの期間移住したいのかと言った様々な要素が複雑に絡んでいるので、私の方で「大丈夫」と責任を持って断言することはできません。
記事の方にも書いた通り、生活費がどれくらいかかるかは、語学力と体力に寄るところが非常に大きいです。
生活に必要な作業、手続きを全てご自分で行うことができるくらいの語学力と体力があるのならタイという国の物価は私の体感では日本の半分程度(もちろん比較する都市によります)だと思いますが、自力でできない手続き、作業の数だけ誰か人の助けを借りることになりますので、生活にかかる費用は増えます。(それでも東京の生活費を超えることはないと思いますが)
ちなみに68歳とのことで、私とは置かれている状況が少し違いまして、50歳以上の方であれば条件を満たすことによってリタイアメントビザという長期滞在可能なビザを簡単に取ることができ、ビザの面では50歳未満の人と比べるとうえちゃんさんの方が有利になっております。
リタイアメントビザに関しては私の方では知識を持ち合わせておりませんので説明することはできないのですが、このビザでタイに長期滞在されている方はたくさんおり、これについて説明しているサイトもたくさんありますので調べてみると良いかと思います。
新鮮なお寿司を食べたくなりませんか?
納豆とかその他つけ合わせなども、
一生永住は多分無理でしょうか、
3年位の移住なら苦しい気持ちにならずにタイで暮らせますか?
こんにちは。パンプキンさん。
一つずつ回答します。
①新鮮なお寿司を食べたくなりませんか?
バンコク都市部で一人1500B(お酒抜き)以上払うことができれば日本の街中とあまり変わらないレベルのお寿司を食べることができます。日本円にして約5000円程度、都内でお寿司を食べるとこのくらいはいくので、そこまで法外な金額ではないと思いますし、一人3000B(10000円)以上払うことができるなら日本の高級店にかなり近いレベルのものを食べることもできます。よってお寿司を食べたくなるかと聞かれたらお寿司が恋しくなることはありません。
②納豆とかその他つけ合わせなども
タイで納豆を捕獲するのは容易です。バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケット等大きな都市なら日本産、タイ産どちらでも手に入ります。
③一生永住は多分無理でしょうか、3年位の移住なら苦しい気持ちにならずにタイで暮らせますか?
3年くらいの移住と一生永住の違いは食べ物以外の面が問題になると思います。食べ物の面で難点を抱えているなら3年の移住も苦になると思いますが、実際問題、少なくともバンコクでは何か食べたい日本食があった場合、その日本食が食べられないことの方が少ないです。