※2017年頃に書いた記事ですが、3年の時を経てチェンマイの状況変化、そして筆者の脳味噌のアップデートもあるため2020年の最新状況を反映させつつ軽くリライトしてみました★
チェンマイでロングステイを楽しみたいって人はたくさんいると思いますが、滞在期間が3ヶ月を超える場合(1〜2ヶ月の短期観光でもおすすめ!)、ホテルやサービスアパートメント、ゲストハウスに滞在するよりアパートやコンドミニアムを借りた方が格段に安く良いところに住むことができるのでおすすめです!
今回はチェンマイで住む部屋を探す手順、方法についてまとめてみたのでこれからチェンマイに住もうと思っている方は是非参考にしてください!(チェンマイだけに限らずタイの他の街でもほとんど同じです)
チェンマイでのコンドミニアム、アパート探し、入居までの流れ
どのような探し方をするにせよ、はっきり言ってチェンマイでのコンドミニアム、アパートの部屋探し、契約、入居は日本と比べて超簡単です
軽く流れをまとめると
- 気になったアパート、コンドミニアムの部屋を見せてもらう
- 部屋が気に入ったらその場で(場合によっては翌日)契約
- 即入居(場合によっては1−2日待つ)
これだけです
審査なんてありません
大げさではなくこの3ステップだけで完結します
家具等必要なものは全て揃っているところが多いのでスーツケース一つで入居可能です
極端な話、通りかかったアパートが良さそうだったのでレセプションに行って空室あるか聞いて部屋を見せてもらって、その場で契約して、運が良ければその日のうちに入居も可能です(クリーニングの関係もあって翌日以降になるケースが多いと思いますが)
では上の3ステップについて説明します
①気になったコンドミニアム、アパートの部屋を見せてもらう
チェンマイだけに限らず、タイ全土に言えることですが、基本的にこの国での部屋探しでは不動産屋をあまり使わないです
いきなり取り消し線で文章が消されてるので何かと思った人も多いかと思いますが、現在タイでの部屋探しの方法は2つあります
一つは物件に直接出向いて部屋を見せてもらう方法、もう一つは不動産屋を通して部屋を見せてもらう方法(厳密にはコンドミニアムのオーナーと直接契約する方法もありますが、トラブルが多いのでオススメしません)
数年前までは前者の物件に直接出向いて見せてもらう方法が長期滞在外国人の間では主流だったんですが、2020年現在では(仮に家賃1万B前後の安価なコンドミニアムですら)不動産屋を通した方がスムーズに行く場合が多いです
どの場合に直接出向いた方が良いか、不動産屋を利用した方が良いか、アパートとコンドミニアムの違い、また不動産の利用方法、メリットデメリットについては以下の記事で詳しくまとめているので是非参考にしてください

基本的にはコンドミニアムを借りる場合は不動産屋を通した方が良くて、アパートを借りる場合は物件に直接出向いた方が良いです
特に外国人に人気のアパートに関しては空室がすぐ埋まるので不動産屋を使わず、直接気になった物件の事務室へ行って部屋を見せてもらって即契約した方が良いですね
②気に入った部屋が見つかったらその場で契約
気に入った部屋があったら案内してくれた人に「入居したい」と伝えましょう
アパートであればそのまま契約へ、コンドミニアムであればまずオーナーに確認を取ってくれます
日本人であれば入居を拒否られることは基本的にはないですが(契約期間の条件を満たしていない限り)オーナーからOKが出たらそのまま契約になります
これは完全に早い者勝ちです
条件の良い物件には1日に何人もの外国人が訪れますのですぐに取られてしまいます
もし良い物件があったら長くても1日以内に決めた方が良いです
契約に関してはレセプションの人か不動産屋の人が全てやってくれます
コンドミニアムの場合オーナーが同伴することもあれば同伴しないこともあります
アパートの場合あまり融通は聞きませんが、コンドミニアムの場合契約の際に部屋に足りないもの(トースターやハンガーや物干し竿)を言うとオーナーが買ってきてくれることも多いので積極的にリクエストは出すべきですがこれはオーナー次第ですかね
契約に必要なものは基本的にはパスポートと前家賃と保証金1ヶ月〜2ヶ月分(これは基本全額返ってきます)だけです
③契約が終わればすぐに入居可能
クリーニングの都合で1-2日待つこともありますが、大抵当日か翌日には入居可能です
入居したら部屋に不具合がないかきちんとチェックしましょう(契約の際にレセプションやオーナーが一緒に点検してくれることもあれば一緒に点検してくれないこともあります)
以上が契約、入居の流れになります
まとめ
チェンマイでの部屋探しはパスポートを持って住みたいアパート、コンドミニアムの空室を見せてもらい、契約したら、スーツケース一つで家具付きの部屋に入居でき、さらに契約時に預ける保証金は基本的に退去時に全額返ってくる
簡単ですよね笑
これを一度経験すると日本の賃貸契約の審査やら仲介手数料やら礼金やらといったくだらないプロセスは二度と通りたくなくなります
チェンマイではいくらでどんなコンドミニアム、アパートを借りられるか
下を見ればキリがないし、上を見てもキリがないんですが、大抵の外国人は月5000B(17000円)〜30000B(100000円)くらいの部屋に住んでいます
また大抵のアパート、コンドミニアムはプールやジム付きが当たり前です
住んでいる立地によって価格は大きく変わるので一概には言えないんですがだいたい雰囲気的には以下のようになります
※2020年現在、例の病気の影響でチェンマイの家賃は大暴落しているのでここで紹介している価格帯よりさらに安くなっているところが多いです
月5000B〜7000B前後
この価格帯でも結構綺麗なアパートを探せますがプールやジムはついていないことも多く、キッチンもついていないことが少なくないでしょう
基本的にはstudioタイプの部屋がメインになると思います
設備面では多少足りない部分があったりしますが、家で料理をしない人、ジムやプールがついてる必要はない人、とにかく家賃を抑えたい人はこの価格帯のアパートを狙うと良いと思います
バイクで10分くらい郊外に行けばこの価格帯でもプール付きの綺麗なコンドミニアム見つかりますけどね
月8000B〜14000B
恐らく多くの外国人が希望するのはこの価格帯かと思います
この価格帯になるとニマンヘミンや旧市街から徒歩圏内でプール、ジム付きでそこそこ設備の整った綺麗な1bed roomのコンドミニアムが借りられます
部屋の広さは立地によりますが、中心部に近ければ近いほど狭く、遠ければ遠いほど広くなります
バイクで10分ほど走ればこの価格帯でも広くて綺麗で設備の整ったコンドミニアムはたくさん見つかりますので郊外で探すのであればこの価格帯までで十分でしょう
こんな感じの大きくて綺麗なプールがついたコンドミニアムも見つかります
ここはセントラルフェスティバルのすぐ隣のコンドですね
月15000B〜月20000B
ニマンヘミンをはじめとする人気エリアのど真ん中にある綺麗で設備の整った1bed roomのコンドミニアムを借りることができますが、このエリアでこの価格帯だと部屋の広さが30平米前後と微妙に狭いです
中心部から徒歩10分くらい離れても良いのであればこの価格帯まででかなり広くて綺麗で設備の整った快適な部屋が見つかります
月20000B〜
ニマンヘミンをはじめとする人気エリアのど真ん中でも結構広くて設備の整った綺麗なコンドミニアムを借りることができます
家賃20000B以上払える場合、チェンマイだと非常に選択肢が広くなってしまうので個人で部屋を探すのは逆に難しくなると思います
この場合やはり不動産屋等プロの助けを借りた方が良いです
何度も言いますがこれはだいたいの雰囲気で書いてます
実際には立地や部屋の広さ、入居期間等様々な要素で変わってきますからね!
ただまぁ10000B (34000円)ちょっと出せばプールジム付きの綺麗で広いコンドミニアムが十分に見つかるので、日本と比べたらだいぶお得感があることだけは確かです
具体的な物件の例に関してはこちらの記事で紹介しています



チャンマイでコンドミニアム、アパートを探す際のお役立ち情報、注意点
チェンマイでの部屋を探す際に役立つ情報、注意点について簡単にまとめてみました
チェンマイのコンドミニアム、アパート探しではインターネットを活用せよ!
不動産屋を利用するしない関係なく、不動産屋のホームページは物件を探す際に非常に役に立ちます
特にコンドミニアムに関してはインターネットでチェンマイの賃貸情報をいくらでも見ることができます
不動産屋を利用せず直接物件に出向こうと思っている方も実際に街を歩いて気になった物件に加えて、不動産屋のホームページで物件を検索し、部屋と価格と立地を考慮して5個〜10個くらいに絞ってから突撃すると効率的かと思います
筆者がよく参考にしてたのはこのサイトです
英語に対応してるので見やすいですし、実際にこの不動産屋を利用したこともあります
コンドミニアム、アパートの内見に行く時はバイクか自転車を借りた方が良い
徒歩で物件を見て回るのははっきり言って疲れます
チェンマイ暑いですからね笑
Grabは?って思う人もいるかもしれませんが、チェンマイに詳しくて、その物件周辺の状況をよくわかっている人がGrabを使うのは良いと思いますが、そうじゃないチェンマイ初心者の場合、周辺状況を把握するためにもバイクや自転車で実際に周辺の道を走った方が雰囲気がわかって良いと思います
ちなみに当たり前ですがバイクの運転をする際には国際免許証かタイの免許証が必要です
チェンマイは検問の数が比較的多く、外国人は100パーセント止められますので無免許だと問答無用で罰金確定となります
コンドミニアム、アパートの契約期間が短い場合、選択肢が極端に狭まってしまう
基本的に契約期間が長ければ長いほど安く契約でき、あまりに期間が短いと契約を断られることもあります
チェンマイはバンコクと比べてこの契約期間に関しては非常に緩く、3ヶ月以上契約できる場合は大抵の物件に入居できます
ただし3ヶ月未満の場合は断られる物件が結構多く選択肢が一気に狭まってしまうのと割高になってしまうことを覚悟しましょう
ちなみにチェンマイで1ヶ月から契約できる格安アパート系の中で一番コスパが良いおすすめ物件はここです



タイの物件は基本的にトラブル、アクシデントが起こる笑
かなりの高確率で何らかのトラブルが起きます
タイでは借りてる部屋の設備に不具合が出ることなんて当然です
これは格安アパートだろうが新築高層コンドミニアムだろうが関係なく起こります
筆者が新築の高層コンドミニアムに入居して速攻で新品の換気扇が爆発した時の話がコレです



入居直後のトラブルに関しては基本的にオーナーやアパート側の責任で何とかしてくれるはずなので放置せずはっきり言いましょう
コンドミニアム、アパート周辺の環境は非常に重要
部屋の内容や設備はもちろん重要なんですが、周辺環境も同様に非常に重要です
soi(路地)の奥の方にある物件だと夜になると野良犬がたくさんいることもあるので、ちゃんと安心して歩ける環境なのかチェックした方が良いですし、規模の大きなクラブ街、飲み屋街が近くにある物件だと道に面した部屋は、遊び帰りのバイクや車でめちゃくちゃ煩くなったりするので、道に面してない方の部屋を選んだ方が良いこともあります
車やバイクを持っていない人だと最寄りのスーパーやコンビニまでの距離、道の状況のチェックも重要になってくるでしょう
以上!チェンマイでの部屋探し前編、部屋探しから入居までの流れでした!
タイの他の都市でも似たような流れで契約できるところが多いので是非参考にしてください!
チェンマイ滞在中の海外旅行保険を完全無料にする方法に関してはこちらの記事も参考にしてください!
バンコク病院やチェンマイラム病院で無料で治療が受けられます



それではまた!ポップガンマイ(( _ _ ))..zzzZZ
ps
2ヶ月に一回しか更新しないこのブログ、なぜか今日1日に2回も更新してる件
頑張りすぎたので次回は4ヶ月後ですかね
こんにちは。またまた、おじゃまします。チェンマイのタイ語学校に行こうと思いまして。8月に学校見学にいきます。
あおいさんのブログ、凄く助かります。ありがとうございます。
MAKOTOさんコメントありがとうございます。良い学校に巡り会えると良いですね。
チェンマイに、短期滞在したいと、思ってますがビザ無しでは、1ヶ月住んで他国に出て直ぐ帰ってと何回迄、出来ますか?それと日本語の通じる不動産屋さんを知って居たら教えて下さい
ろくちゃんさんコメントありがとうございます。私は入国管理局の人間ではないので厳密に何回までOKかを保証することはできませんが、目安として、隣国から陸路での入国は年に2回までと言われておりますので、2回までに抑えるべきでしょう。ただ、ビザなしで60日(延長の30日分込み)滞在した後に、1回出国して戻ってきてもう60日、つまり合計で120日滞在した後に2回目の陸路入国をするのは今の状況ですと多少リスキーに感じますので、個人的にはビザランは1回まで、ノービザでの滞在は120日までに抑えるべきだと思っています。日本語が通じる不動産屋があるという話を聞いたことはありますが、使ったことがないのでわかりません。それとですが、夏(7月−9月)の滞在を考えているということでしたら、現在ハイシーズンではないのでアパートやコンドミニアムに空室はたくさんありますので、不動産屋はそんなに必要じゃないかもしれません。