暇だしバイクで旅でもしてくるか
2017年の4月にインドのレーを旅して以来、この3ヶ月間出かけると行ったらチェンマイ周辺の温泉に日帰りか一泊で行くくらいで旅らしい旅をしていなかった私
せっかく海外にいるのに引きこもってばかりだと勿体ないので重い腰をあげてしばらくバイク旅に出てみることにしました
当初はチェンマイを出発してチェンライ方面からパーイ、メーホーンソン周辺をグルっと一周してくる予定だったんですが、そもそもこの辺りは昔バスで行ったことがあるのと、正直最近北タイの雰囲気にも飽きていたので
『どうせ旅に出るならいつもと違う雰囲気のとこが良いなー』
と思ってたとこ、『タイの鉄道はバイクを乗せることができる』ということを知って今回のルートを決定しました
とは言っても決定したのはスタート地点がバンコクでゴールがチェンマイってことだけですが
てなわけでバイク旅0日目はスタート地点のバンコクにチェンマイから鉄道でバイクを運んだ話です
タイの鉄道で輸送できるバイクの排気量の上限が125CCまでになりました。よってタイ在住の外国人がよく乗っているPCX150等は運べませんので鉄道でバイクを運ぼうと思っている方は排気量に気をつけてください。(2019年追記)
タイの鉄道でバイクを運べる路線
タイ国鉄でバイクを運べるのは下の地図にある、イースタンラインとカンチャナブリライン以外の路線となります
また、気をつけないといけないのは列車によっては貨物車が付いていないので、自分が乗る列車でバイクを運びたいのならその列車に貨物車が付いているかどうかを確認する必要があります
参考までにチェンマイ→バンコクで貨物車が付いてるのは
102番ー6時30分発21時10分着の普通快速列車(寝台なし)
52番ー15時30分発5時25分着の特別快速列車(寝台あり)
14番ー17時丁度発6時15分着の特別快速列車(寝台あり)
となっており、これ以外の鉄道に乗る場合は、バイクは別の列車で運ぶことになります
トラブルの確率はそんなに高くないと思いますが、自分が乗る時にバイクをちゃんと載せたかどうか確認できるという点でも、また到着地での受け取りのトラブルを回避するという点においてもなるべく自分が乗る列車で運ぶことをおすすめします
鉄道でバイクを運ぶための必要書類、手続き
- パスポート
- グリーンブック(車両登録証)
この2点が必要です
①まず自分が乗るためのチケットをなるべく早めに買いましょう
チケット購入にはパスポートが必要となります
当日で何とかなる場合も多いみたいですが、筆者が買った時は駅で翌日のチケットを購入したかったのですが、全線売り切れとなっていて買えなかったので、日付が決まっている場合は2日前くらいには買っておいた方が良いでしょう
またチケットを購入する際にバイクを運びたいことも一緒に伝えましょう
貨物車付きの車両を教えてくれます
②時刻及び料金表
チェンマイからバンコクへの鉄道の料金は以下のようになっています
基本的には二等寝台がベストでしょう
一等寝台は個室で鍵がかけられますが定員が二人のため、一人旅の場合は知らない誰かと2人で個室に鍵をかけて泊まるとかいうなかなかクレイジーな状況になってしまいます
2席分買うなら話は別ですが
③バイクを積むための手続きは当日に行います
鉄道のチケットを購入する際に、スタッフの方から『当日3時間前、或いは4時間前くらいまでに駅に来てバイクを運ぶための手続きをするように』という説明を受けます
つまりチケットを買うのは事前に、バイクを運ぶための手続きは当日に行うことになります
当日、乗車時間の3〜4時間前くらいに駅のpercelsカウンター(カウンターの名前は駅によって違うかもしれません)に行きます
チェンマイの場合こんな感じのとこです
ここでバイクを運ぶための手続きをするんですが、その際にパスポートとグリーンブックが必要になります
また、輸送量は距離ではなくバイクの重さにほとんど依存するみたいです
参考までに筆者のバイクは828Bでした
④ちゃんとバイクを積むところを確認する
これは必須ではないですが一応確認はしておいた方が良いでしょう
前方か後方のどちらかが貨物室になると思うので、駅のスタッフがバイクを持って来て中に積んで固定するところを確認すれば十分かと思います
チェンマイではそんなことはなかったんですが、バンコクでは到着時に降ろしてくれたスタッフがチップチップうるさかったんで、降ろす時は別にして、バンコクから出発する場合にそういううるさい奴に当たった場合は、一応チップを少し渡してあげた方がまともに働いてくれる確率が少しは上がるでしょう
降ろした時にチップを請求されたら払うべきかどうかは自分で決めてください
チェンマイからバンコクへの寝台列車は快適
身長が185センチを超えるような高身長の人だと少し足が窮屈かもしれませんが、そうじゃないなら普通に寝れるレベルですので、問題ありません
インドのAC2レベルの寝台をさらに快適にした感じでしょう
昼間は普通の座席ですが、夜になると鉄道のスタッフがやって来てとてつもないスピートでベッド化して行きます
全ての寝台にカーテンが付きますので、プライベートはまぁまぁ守られている方だと思います
到着時は、貨物車の方に行くと、スタッフがバイクを降ろしてくれます
タイの鉄道に乗る時の注意点、お役立ち情報
- 寒いから完全防寒でという情報をよく目にしますが、全く寒くなく、むしろ長袖を着て行ったせいで暑くて寝れませんでした(エアコンの真下の席とかに当たった場合は確かに寒くなると思うので温度調整できるような格好で乗車しましょう)
- 一応列車の中でもご飯等買えますが、少し高いので、できれば乗車前に駅のレストランや売店でご飯や飲み物を買っておくと良いかと思います
- バイクが傷つくの嫌な人は、カウルの部分やタンクの部分に何らかの梱包材を貼り付けておいた方が良いでしょう。当然バイクについた傷などは保証してくれません
- 運べるバイクの排気量上限は125CCです(2019年追記)
チェンマイから列車に揺られること13時間、早朝にバンコクに到着
無事タイ縦断旅行0日目を終えることができました
ここで色々と旅の準備をしてからチェンマイに向かってバイクで旅立つ予定です
それではまた!
ポップガンマイ!(゚◇゚)
つづ…く…?