先日(2022年5-6月)久しぶりにタオ島に行ってきました。(そしてその2ヶ月後くらいに再び訪問しました笑)
10月〜1月の雨季を除けば透明度の高い綺麗なビーチで気軽にシュノーケリングを楽しめるタオ島ですが、タオ島でシュノーケリングを楽しみたい人が【タオ島 シュノーケリング おすすめ ビーチ】等と検索をすると結局どこに行けば良いのかわからない記事が大量にヒットしてうんざりすると思うんで私が代わりにまとめます。
…
タオ島は島中に綺麗なビーチがたくさん点在してるので、紹介する数が多くなるのは当然ですし、数が多くなればなるほどどこに行ったら良いか迷っちゃうのは仕方ないです。(多分)
この記事では初めてタオ島を訪れる人がどこに行けば気軽にシュノーケリングを楽しめるか、数を最小限に絞って結論を出しやすいように紹介します。
タオ島でシュノーケリングにおすすめのビーチって結局どこなん?
全部読みたくない人向けに最初にまとめを載せます。
- 一番簡単なのはシュノーケリングツアーへの参加
- バイクを運転できるなら総合的に一番おすすめ→Tanote Bay
- バイクの運転ができない、運転が苦手な人に一番おすすめ→Jansom Bay
- 自力でサメ、ウミガメを見に行きたい→Shark Bay(注意あり)
一つずつ解説するので、時間がない人は気になる項目だけチェックしてみてください。
一番簡単でおすすめなのはシュノーケリングツアーへの参加
シュノーケリングツアーの良いところ
- 安い=500バーツ前後〜(+ナンユアン島入場料250バーツ)
- 基本ホテル送迎がついてるので移動について悩む必要がない
- ランチ、シュノーケリングマスクが付いてるので用意する必要がない
- 島中のあらゆるスポット(ナンユアン島含む)を回ってくれる
- ウミガメの出現時間に出現スポットに連れてってくれるので遭遇率が高い
シュノーケリングツアーの少し残念なところ
- 出発と帰宅の時間が決まってる(当たり前だが)
- 所要時間は約7時間(例えば10時〜17時)なので気軽にちょっとだけ泳ぎたい人には向いてない
初めてタオ島を訪れる人や、滞在日数が少ない人が気軽にシュノーケリングを楽しもうと思ったらシュノーケリングツアーへの参加をおすすめします。
ツアーの予約はほとんどの場合ホテルでやってくれると思いますし、仮にホテルでやってくれなくてもどこで予約できるか聞けば教えてくれるはずです。(シュノーケリングツアーの申し込みができるお店は街中に溢れ返ってるので探すのは難しくないです)
バイクでのアクセスが難しいマンゴーベイや、そもそもボートじゃないとアクセスできないナンユアン島を含むタオ島の周りのシュノーケリングスポットを効率良く回ってくれます。
これらを全て自力でアクセスしようとすると500バーツ(+250バーツ)じゃ済まないですし、コスパの面でもツアーは優れています。
ナンユアン島はタオ島の北部に位置する島で、こんな絶景を見ることができます。(この日は天気がイマイチでしたが…)
タオ島本体のビーチと比べても魚影が濃いので、ビーチから少し泳ぐだけでたくさんの魚を気軽に見ることができます。
砂浜からちょっと沖に向かって泳ぐだけでこの魚影の濃さ
まぁ海の綺麗さだけなら
北から南までアンダマン海の離島>マレー半島南東部(ペルヘンティアン島周辺)>タオ島周辺>サムイ、パンガン>サメット島やらチャーン島やらクード島やら
ってとこですかね#タイ #サムイ島 #タオ島 #ナンユアン pic.twitter.com/DTJoyv2sK2
— あおい (@AoiNomad) May 20, 2019
今回(2022年)のタオ島旅行ではナンユアン島には行かなかったので2019年のツイートですが…
前は入場料もっと安かった気がするんですけど今は250バーツするんですね(´□`)
シュノーケリングツアーに参加するもう一つのメリットはタオ島の名物ウミガメを泳力に不安があっても見に行けるのと、見れる確率が自力で行くより高いことです。
この後Shark Bayのとこで解説しますが、タオ島のタオはタイ語でカメを意味し、その名前の通りタオ島周辺にはウミガメが生息しています。
これを自力で見に行こうと思った場合、最低限の泳力が必要なのと、ウミガメを自分で捜索しないと行けないので大変ですが、ツアーなら船でウミガメが泳いでるすぐそばまで連れてってくれるので、泳ぎが苦手な方でも問題なく見ることができます。(自然相手なので必ず見れるとは限らないですが)
既にシュノーケリングツアーに参加してる人や、あんまバリバリ長時間シュノーケリングするんじゃなくて、ビーチでまったりくつろぎながら軽く泳ぎたいって人は以下で紹介する自力で訪問する場合におすすめのビーチを参考にしてください。
タオ島でシュノーケリングツアーを利用せずに遊ぶおすすめのビーチ
メインで紹介する3つのビーチを赤、おまけで軽く触れる2つのビーチを青で印つけています。
バイクを運転できるなら総合的に一番おすすめのビーチ→Tanote Bay
Tanote Bayの良いところ
- 有料のビーチが多いタオ島の中で珍しく無料で入れる
- 綺麗なビーチで岸から10mも泳げば魚をたくさん見ることができる
- ビーチにレストラン(トイレに紙もあった笑)があるので、休憩、ランチ等に便利
- 多少急な坂道はあるけど道中ほとんどちゃんと舗装されてるのでバイクに乗りなれている人であれば運転には問題ない
Tanote Bayの少し残念なところ
- とは言っても結構急な坂道があるので、バイク初心者は十分に注意して運転する必要がある
- (当たり前だけど)ビーチのレストランは少し高め
バイクが運転できることが条件ですが、タオ島で一番気軽にビーチでリラックスしたりシュノーケリングで魚を見たり楽しめるビーチだと思います。
Tanote Bay
バイク運転できるならタオ島で一番気軽に楽しめるおすすめのビーチはここかな
有料ビーチの多いタオ島では珍しく無料で入れるしビーチからちょっと泳げばお魚天国
ビーチ上にレストランもあるので泳ぐの飽きたら休憩できる
坂道多いから運転気をつけてネ pic.twitter.com/QAMcYT4T5E
— あおい (@AoiNomad) June 3, 2022
行き方はGoogleマップを開いて、Tanote Bayと入れて検索してGPSに従って行けば問題ないです。
例えばフェリーの発着するMae Haadからだと4.1km、10分と出ます。
到着直前にモンタレイビーチリゾートへ向かう道とポセイドンリゾートに向かう道に分かれますが、モンタレイビーチリゾートへは向かわずGoogleマップが表示する通りポセイドンリゾートへ向かう小さな道へと入ります。(急な坂道なので気をつけてください)
坂の途中に以下のような無料のパーキングがあるので、そこにバイクを置いて徒歩でビーチまでいきます。
ビーチ上にはレストランがあるので、泳ぎ疲れたらタイ料理とスムージーでも注文して休憩しましょう。
バイクを運転できない、運転が苦手な人に一番おすすめのビーチ→Jansom Bay
Jansom Bayの良いところ
- Mae Haadからだと徒歩でアクセスできる
- 有料(100バーツ)だけどこじんまりとしたプライベート感ある綺麗なビーチで魚もたくさん見れる
- バイクでアクセスする場合も急な坂道がないので安心
- 一応簡単なシャワーとトイレがある
Jansom Bayのちょっと残念なところ
- 有料(100バーツ)
- 2022年6月現在、ビーチ上にレストラン、売店がない
フェリーの発着するMae Haad付近に泊まってる人に特におすすめしたいのがMae Haadから徒歩でアクセスできる好立地のJansom bayです。
タオ島のフェリー乗り場から徒歩10分くらいのとこにあるJansom Bay
リゾート専用ビーチで、外部の客は入場料100バーツ(シャワー、トイレあり)かかるけど、そのリゾートが閑古鳥が鳴いてるというか半壊してて客がいない
うちら以外誰もいなかた
Mae Haad付近に泊まってて気軽に泳ぎたい人におすすめ pic.twitter.com/eVRDS8INHY
— あおい (@AoiNomad) June 2, 2022
ツイートでは徒歩10分くらいと書きましたが、これはちょっと盛ったかもw
ビーチまでは(多分)15分くらいです。
サイリービーチ等に泊まってる人でバイク移動が前提の人でも、急な坂道を運転するのが怖い人はルート上に急な坂道がないこのJansom Bayをおすすめします。
リゾート専用ビーチっぽいとこなんですが、2022年に筆者が訪れた時はこのリゾート自体が半壊状態(1人だけ客っぽいファランは敷地内で見かけたけど)でビーチには誰もおらず完全プライベートビーチ状態でした。
行き方は難しくなくGoogleマップにJansom Bayと入力すれば迷わずたどり着けるはずです。
2022年6月現在、入口付近にこのような看板があります。(以前は200バーツだった気がしますが、レストランやビーチチェア等がなくなったので減額になったんですかね)
【ビーチで払ってね】と書いてありますが、ここで徴収されました。
リゾートの敷地内を歩いて通り抜けると数分で綺麗なビーチが見えてきます。
2022年6月現在、ビーチ上にはレストランや売店等は一切ないので水くらいは自分で持っていくことをおすすめします。
自力でサメ、ウミガメを見に行きたい人におすすめのビーチ→Shark Bay(注意あり)
- 注意点①=シュノーケリングを楽しみたいだけならTanote BayかJansom Bayの方が良い
- 注意点②=自力で沖に出るのは泳ぎに自信のある人のみ完全自己責任でお願いします
Shark Bayの良いところ
- ウミガメやサメ(ブラックチップシャーク)を見ることができる
- 沖まで出れば魚影はそれなりに濃く、魚の大群を見ることができる
Shark Bayのちょっと残念なところ
- Haad Tien Beach Resortからのアクセスは入場料50バーツ
- ウミガメとサメがいること以外は上で紹介したビーチの方が綺麗
- 泳力のない人だとウミガメの頻出エリアまで泳ぐのは大変というか危険
今のところ筆者の過去の戦績では3戦3勝(2回はシュノーケリングツアー、1回はビーチから自力で)でウミガメを目撃できているウミガメ高頻度出没エリアです。
今日でタオ島はラストなので、やはり最後はタオ島らしくウミガメだよねってことで見てきたヨ
15時前後が良いと聞いていたので、14時半にバイクでシャークベイへ
400mくらい沖にシュノーケリングツアーの船っぽいのがいたので多分そこら辺にいるだろうと思って砂浜から泳いでったら
亀イタ pic.twitter.com/bXz9NVz9TZ
— あおい (@AoiNomad) June 4, 2022
Shark Bayへのアクセス方法とウミガメを見る具体的な方法についてまとめます。
ウミガメの観測に適した時間は15時以降(特に16時以降の夕方)らしいので念の為15時前までにShark Bayに到着して準備を済ませましょう。(逆にサメは朝が良いらしいんですが、筆者は3回とも午後に遭遇してるので運次第ですね)
Shark BayへはバイクでHaad Tien Beachを目指してください。
Haad Tien Beach Resortの敷地内を通ってShark BayのHaad Tien Beachにアクセスすることができますが2022年6月現在、リゾートのレセプションにて入場料50バーツかかります。
この入場料を回避してShark Bayに入るため、Rockey Resortからアクセスする方法があるとGoogleマップのレビューに書いてありますが、まぁ小さな出費なのでどちらでも好きな方を選択してください。
地図で海の色が変わってるあたりがウミガメ出没地帯です。
ビューポイントから撮った写真だと以下の感じです。
運が良ければ岸から200m程度の比較的近いポイントに現れるかもしれないし、運が悪ければ300-400m程度の少し遠いポイントに現れるかもしれないですが、いずれにせよウミガメが出没するエリアは足がつかない程度には深いことがほとんどなので、泳ぎに自信のある人だけが自己責任で挑戦してください。(この記事を見て挑戦したことによって生じる結果について筆者は一切責任取れません)
有効な探し方としてはシュノーケリングツアーの人達がウミガメを見にきてる可能性が高いので、Haad Tien Beachに着いたら沖にシュノーケリングツアーの人達がいないかどうか探してください。
特にたくさんの人達が固まって1箇所にいる場合、間違いなくその真下にウミガメがいます。
岸から50-100mくらいは浅くゴツゴツした海底のため結構泳ぎにくいため(かと言って歩くのも大変)、沖に出るにはうまいこと泳ぎやすいルートを選ぶ必要があります。
筆者が通ったのは右から回り込むルートですが、他にも良い方法があるかもしれないので、なるべく早めに着いて、軽く泳いで沖にでるルートを探しておくと良いでしょう。
ツアーの船が見当たらない場合は?
…
底の景色に擬態してるかのような見た目なので、よく見てないと見逃しそうですが、サイズは結構デカい(普通に1m以上のが多い)のでよく見てれば発見できると思います。(いればね)
探すのに夢中であんまり沖に出過ぎないように注意するのと、暗くなる前に戻りましょう。
その他のタオ島でシュノーケリングにおすすめのビーチ
記事の最初に書いた通り、この記事に辿り着いた方(基本的にタオ島初心者を想定して書いてます)が決定しやすいように最小限の数に絞って紹介してきましたが、一応筆者が訪れた中で『ここも良い感じだな』と思えるバイクでアクセスできるビーチをもう2つほど簡単に紹介します。
既に紹介したビーチを満喫してまだ泳ぎ足りない人は参考にしてみてください。(行き方はGoogleマップに従ってください)
一つ目はタオ島南部、シャークベイの近くのHaad Sai Daengビーチ
ここは確か無料でアクセスできて、ビーチ上に(高いけど)レストランがあります。
シュノーケリング向きのビーチでマッタリするにもおすすめです。
2つ目は同じくタオ島南部、シャークベイの近くのフリーダムビーチ
こちらは入場料(いくらか忘れたけどGoogleに聞いたら50バーツらしい)がかかりますが、シュノーケリング向きのビーチ(ただ手前はちと泳ぎにくかったかも)でちょっと泳げばたくさんの魚を見ることができるし、すぐそばに(高いけど)レストランがあります。
以上!タオ島でシュノーケリングにおすすめのビーチについて解説しました!
もちろんタオ島には他にもたくさんのビーチがありますが、ここに書いた全てのビーチを制覇してしまった方にはもうブログの情報は必要ないと思います。
思う存分バイクで島中を駆け回って自分だけの穴場を探すことをおすすめします。
ちなみにですが、マンゴーベイだけは道が悪すぎるのであんまりおすすめしません笑(シュノーケリングにはめっちゃ良い場所だけど行きたいならツアーを利用しましょう)
筆者はバイクで行ったことがありますが、その道中辿り着けずに散っていったファランを2組目撃しているので特にバイク初心者はやめましょう。
普通に転倒して怪我します。
タイ、タオ島滞在中の海外旅行保険代、医療費を完全無料にする裏技については以下の記事を参考にしてください。
海外旅行をするような人だと既に持ってる人が多いと思いますが、入会費、年会費無料のマルイのエポスカードを持って日本を出国すると90日間自動的に海外旅行保険が付帯します。
キャッシュレス(保険会社が直接病院に支払う)に対応しているので現地で病気や怪我等のトラブルがあっても病院で1円も支払うことなく病院で診てもらったり、入院することができ非常に便利です。
近年高騰し続けてる海外旅行保険代を0円に抑えて、現地のホテルや美味しいご飯代に回しましょう!
ちなみに2017年に友達とタオ島に行った時、シュノーケリングツアーの直前に友達が
と部屋を出て行き、その数分後に
LINE電話してきた来たことあるんですが、その時の病院代はエポスカードの海外旅行保険で全部出してもらったみたいです笑
海外旅行でおすすめのアクションカメラ、GoProについては以下の記事を参考にしてください。
初心者でもリゾート地で簡単かつ手軽に綺麗な動画が撮影できて便利です。
タオ島に関する詳しい情報はこちらの記事を
タオ島への行き方はこちらの記事を(ただし2020年以前の情報から更新しておらず、少し状況が変わっているので今後手を加えます)
タイの他のおすすめのリゾートに関してはこちらの記事を
それではまたぁぽっぷがんまぁい
ps
ちな、負傷したその子からの当時のSOS
負傷したままツアーに参加してツアーから帰ってきてから病院直行してた笑