美しい海に囲まれたタイ最後の秘境&楽園リゾート=リペ島へのアクセス方法について紹介します
個人的にはタイ国内全てのリゾート地でダントツで一番好きな島ですが、あまりに立地が悪くアクセスが大変なので敬遠してる人も多いと思います
確かにどこからアクセスしても時間がかかりますが、移動のための手段はある程度パターン化されており、観光客が迷わず島にたどり着けるようなシステムになっているため複雑ではありません
是非この記事を参考にして挑戦してみてください!
リペ島の魅力やおすすめのホテルについてはこの記事の最後で紹介してるので是非参考にしてください
タイ最後の秘境&楽園=リペ島はとてつもなく立地が悪い

上の地図を見てください
タイ西部の最南端、ほとんどマレーシアと言って良い辺境の地にあるまさに秘境です
というかバンコクやチェンマイと言ったタイの主要都市よりマレーシアのクアラルンプールやランカウイからの方が近いです
特にランカウイからはボートで1時間30分ほどと非常に近いです
タイ南部やマレーシア北部に住んでいるという特殊な人以外は、リペ島に近い空港がどこかというのがアクセスの鍵になるので見てみましょう

基本的にはこの丸で囲んだランカウイ国際空港とハートヤイ国際空港のどちらか経由でアクセスすることになりますが、一応トランの空港も近いということを頭の片隅に入れておくと役に立つことがあるかもしれません
この立地の悪いリペ島にアクセスするための最適解を場合分けして説明していきます
タイ最後の秘境&楽園=リペ島の行き方を考え抜いた結果
置かれている状況によっておすすめのアクセス方法が変わるのでいくつかに場合分けして紹介します
日本発=マレーシアのランカウイ島からボートでアクセス

日本(特に東京)からの場合はマレーシア側からアクセスするのが最短かつ費用も安いです
日本→バンコク→ハートヤイ→リペ島とタイ側から同日アクセスしようとすると尋常じゃなく時間がかかるし陸路とボートの移動時間もかなり長いので体力を使います
東京からの場合、羽田23:45発クアラルンプール行きのエアアジアに乗れば午前中にランカウイに到着できるのでそのままボート乗り場にゆっくり向かえば十分間に合うし、ボートの移動時間も1時間半程度とそんなに苦しくないでしょう
具体的に言うとこのフライトです

日程は適当に入れて検索しましたが1月の超ハイシーズン中に片道20000円でランカウイまで到着できるのでコスパが良いです
ランカウイの空港からフェリーターミナルまではタクシーで向かうことになりますが、フェリーターミナルは二箇所ありKauh JettyかTelaga Harbour Marinaのどちらかを選択する必要があります
正直どっちでも良いと思いますが空港に近いのはTelaga Harbour Marinaなのでランカウイで泊まらず空港から直接リペ島に向かいたい場合はこちらのフェリーターミナルを使うと良いでしょう
空港からタクシーで15-20分、24-30リンギット(700円)くらいです
ちなみにKauh Jettyもそんなに遠いわけではないんでほんとどっちでも良いです笑
ボート代は2019年冬時点で片道128リンギット(3300円くらい)で、フェリーターミナルで購入可能だし、フェリー会社のホームページからも事前に購入可能です(下の方に載せてあります)
2019-2020のTelaga Harbour Marinaとリペ島を結ぶボートの時刻表は以下の通り

右側についてるインフォメーションマークが気になる人がいるかもしれませんがランカウイ島とリペ島を繋ぐボートはハイシーズンの10月〜5月しか出ておらず、さらにトップシーズンの11月〜4月以外はボートの本数が減ります
大事なことなのでもう一度言いますよ?
ランカウイ島とリペ島を結ぶボートはハイシーズン(10月〜5月)しか出ておらず、さらにトップシーズンの11月〜4月を除いて本数が減ります。
年によってこの期間や時刻表は変わる可能性があるため旅行計画を立てる場合、自分が行く日程でボートが出ているかどうかをきちんと確認し、時刻表は必ず以下のフェリー会社のサイトで確認をしてください
Telaga Harbour Marinaからのボートはこちら
ランカウイからのボートが出てないオフシーズン中(雨季)にどうしてもリペ島を訪れたい場合は後で説明するタイ側からのアクセスを参考にしてください
出入国手続きについて
リペ島はタイでランカウイはマレーシアです
なのでこのルートを通る場合リペ島に到着するまでに以下の出入国手続きがあります
- 日本を出国する時→日本出国手続き
- クアラルンプール到着時→マレーシア入国手続き
- ランカウイからボートで出発時→マレーシア出国手続き
- リペ島到着時→タイ入国手続き
マレーシアもタイも特にビザが必要なわけではないので出入国手続きと言ってもただパスポートを見せるだけですが一応頭の中に入れておきましょう
Telaga Harbour Marinaからリペ島に行く場合、以前のケースではフェリーターミナル で出国手続きをし、フェリー会社の人にパスポートを預けて、リペ島で入国手続きをした後にパスポートを返却してもらうシステムでしたが、タイ出入国のシステムに関してはコロコロ変わる可能性が高いのでフェリー会社の指示に従いましょう
以上がマレーシア側からのアクセス方法です
日本やマレーシア近辺からアクセスする場合はこの方法がベストです
以下タイ側からのアクセス方法を説明します
バンコク発=LCCの飛行機+車+ボートがセットになったチケット
バンコクからのアクセスはエアアジア等のLCCが出してるアイランドトランスファーというチケットが便利で簡単です
これなら頭を使って考える必要が一切なく、チケットを買って飛行機に乗れば後は誘導に従って動くだけで簡単にリペ島に到着します
- バンコクのドンムアン空港からハートヤイ空港(一部トラン)までの飛行機
- ハートヤイ空港(一部トラン)からフェリー乗り場までのミニバン
- フェリー乗り場からリペ島までのボート
この3つが一つにまとまったチケットで航空会社のホームページから予約できます
例えばエアアジアだとこんな感じで検索が可能です


到着する場所がサンライズビーチなのでパタヤビーチのホテルに向かう場合はちょっと距離がありますがそんなに広い島じゃないので荷物が少なければ歩けますし歩くのがダルかったり荷物が多い場合はバイクタクシーに乗ればOKです
エアアジアだけじゃなくてNokAirでもこう言ったチケットがあります


全便朝発なので日本から到着してそのままアイランドトランスファーで同日リペ島にアクセスするのは結構厳しいと思います(NokAirの10時5分発の便がありますが同日乗り換えは危険ですね)
この点でも日本からのアクセスは上で紹介したマレーシア経由をおすすめしています
バンコクからのアクセスの場合こういったLCCのアイランドトランスファーチケットを使えば途中の工程を考えたり心配する必要がないのでおすすめです
ただしこのチケット、バンコク以外のタイ地方都市発では設定されていないことが多いです
例えば筆者は今チェンマイに住んでいますが、チェンマイからリペ島へはエアアジアのアイランドトランスファーチケットは設定されておらず、NokAirも1日1便と場合によっては結構不便で高かったりします
チェンマイですらこの状況なのでその他の地方都市ですと全く設定がないところも多いです
そんな場合は次で説明する航空券と陸路&ボートのチケットを別々に買う方法をおすすめします
その他=ハートヤイ空港から車+ボートのジョイントチケット
アイランドトランスファーの設定がない都市、或いはバンコク発だけどアイランドトランスファーを使いたくない場合はハートヤイ空港まで飛行機で行き、空港からは車とボートがセットになったジョイントチケットを利用することをおすすめします
このチケットは事前にオンラインで購入することもできるし、当日空港で購入することも可能です
例えば筆者はSatun Pakbara Speed Boat Clubという会社のホームページでチケットを購入しました

2便設定がありますね
この会社は事前に到着便を知らせておいたらハートヤイ空港に到着した時に筆者の名前を書いた紙を持って待っててくれました
ここ以外にもいくつかの会社が空港からリペ島への車+ボートのチケットを売ってます
当日購入する場合はハートヤイ空港のGATE8の出口付近にリペ島行きの車とボートのジョイントチケットを売っているカウンターがいくつかあるのでそこで相談しましょう
チケット代はだいたい700B〜850Bくらいです
注意点としては、このハートヤイ空港発リペ島行きのチケットはほぼ全て午前中発です
午後1時発という会社がありますが、何かトラブルがあって乗れなかったりすると非常に厄介なので遅くとも11時30分出発の車に間に合うような便でハートヤイ空港に到着する必要があります
ハートヤイ空港に午前中に到着するのが不可能な場合は、ハートヤイ市内に一泊し、翌日の朝市内から利用できる車+ボートのジョイントチケットを使ってリペ島へいきましょう
ハートヤイ市内からリペ島へのジョイントチケットもいくつかの会社が取り扱っており、バスやフェリーの予約で有名な12GOで検索すると

こんな感じでいくつか候補が出てきます
ハートヤイ空港のレストランではマレーシア風の料理が食べられる
ハートヤイ空港に到着してから車に乗るまで時間が余ったら(余裕を持ってアクセスするのが普通なので時間は余るべきです)空港内のレストランでマレーシア風の料理が食べられます
ハートヤイはタイ南部のマレーシア国境に近い街ですからね
カオマンガイを注文するとマレーシア風のカオマンガイが出てきます

またマレーシア名物肉骨茶も置いてあります

昔クアラルンプールに住んでた時を思い出しましたね
タイ最後の秘境&楽園=リペ島に行く際の注意事項
リペ島に行く際に注意すべきことをいくつかまとめてみます
リペ島の入島税について
リペ島に入島する際、日本人は200B(タイ人は50B)の入島税を払う必要があります
払うタイミングはどこからアクセスするかによります
今のところハートヤイ経由でアクセスする場合は、フェリーターミナルに入る際にフェリーターミナルの利用料20Bと一緒に徴収されます
ランカウイ経由でアクセスする場合は、タイ入国時に払うことになります
この入島税を払った後に受け取るチケットみたいなのは捨てないようにしてください。チケットチェックがあった時に提示できなかったらもう一回買わないといけないです。
リペ島のシーズンについて
リペ島の観光シーズンは10月〜5月で、ベストシーズンは11月〜3月前後になります
リペ島だけに限らないですが、マレー半島の海は西と東でシーズンが真逆で基本的に西側は冬ハイシーズン、東側は夏ハイシーズンだと思ってください
オフシーズン中は雨が多かったり、波が高かったり、店が開いてなかったりそもそもアクセス自体が困難だったりします
リペ島があるマレー半島西部がオフシーズンの間はマレー半島東部のタオ島やペルヘンティアン島(マレーシア)がシーズンに入ってるのでこちらをおすすめします

フェリーの時間は早くなったり遅れたりする
筆者が11時30分発のリペ島発のフェリーに乗るために11時頃にフェリー乗り場に着いたところ、チケットのチェックをされた後
『5分前の11時25分にここに集合ね!』
と言われたので近くのカフェでスムージーを飲んで待ってたんですが、11時10分頃急に大勢の人がボートに乗り始めたので念のため確認しに行ったところ
『今すぐ乗って!あのボートだから!』
…
集合予定時刻の15分前に乗船開始して集合予定の5分前、出発予定時刻の10分前にはボート出発してました笑
出発時刻はある程度前後するものと思って(物理的にも精神的にも)余裕を持って行動しましょう
以上!
タイ最後の秘境&楽園=リペ島へのアクセス方法をまとめてみました!
辺境の地過ぎてなかなか行くのが大変かもしれないですが、頑張ってたどり着くことができればタイ最後の秘境&楽園の名に相応しいリゾートを満喫することができるので是非挑戦してみてください!
リペ島の魅力とおすすめのホテルについては以下の記事を参考にしてください



まだリペ島滞在中に怪我をしたり病気になった際、医療費を無料にする方法についてはこちらの記事を参考にしてください



タイでおすすめのリゾート地、離島のまとめ情報に関してはこちらの記事も参考にしてください



それではまた!ポップガンマイ( ´・ω・`)♪
ps
2019ロイクラトン、コムローイ祭りが終わりましたが批判、苦情で凄いことになってますね
コムローイをあげる行為自体は現地人にとってそこまで重要なイベントではないので下手すると来年以降チェンマイでコムローイあげるの完全禁止になる可能性もあるんじゃないかと予想してます(゚◇゚)