立地が悪いけど世界一の美食街とも称されるバルの聖地=サンセバスチャンへどうやってアクセスすれば良いかを徹底検証しました!
飛行機、バス、鉄道様々な手段がありますが、どうやってアクセスすれば良いかをまとめましたので是非参考にしてください!
実はこの記事、書いた当初はヨーロッパからのアクセスが多かったんですが、2019年後半にサンセバスチャンが日本のテレビで取り上げられるようになって日本からのアクセスが爆増しました。
なので以前はスペイン旅行におけるサンセバスチャン訪問をメインに解説していたんですが、日本からサンセバスチャン目的で渡航する方向けにも効率の良いアクセス方法を徹底解説していきます!
この記事では主に以下の4パターンについて解説します。
- サンセバスチャン最寄りのサンセバスチャン空港へ飛ぶ行き方
- サンセバスチャン近郊のビルバオ空港へ飛ぶ行き方←一番おすすめ
- マドリードかバルセロナに飛んで、そこからバス、鉄道、飛行機を使う行き方←一番安い
- スペイン国内の各都市からサンセバスチャン空港へ飛ぶ行き方
バルの聖地サンセバスチャンへの行き方を考える上でのネック=立地が悪い
詳しい解説に入る前にサンセバスチャンがいかに立地が悪いかを知ってください。
まずはこの地図を見てください。

Aはバルセロナ近郊(ジローナ、タラゴナ等)
Bはバレンシア近郊(トマティーナで有名なブニョール、パエリア発祥の地エルパルマール等)
Cはマドリード近郊(トレド、隣のエリアにある崖の上に聳え立つ街クエンカ等)
Dはアンダルシア近郊(セビーリャ、コルドバ、グラナダ、ミハス、フリヒリアナ等)
皆さんがスペイン旅行と言われた際に思い浮かべる街ってだいたいA〜Dあたりに入っていると思いますし、実際日本人に観光で人気の街はほとんどこのエリア内のどこかにあります。
つまりスペインの有名観光地はそのほとんどがマドリードとバルセロナを結ぶラインから南に偏っているということです。
見て頂ければ分かると思いますが、サンセバスチャンはスペインの中でも最北に近い、ほとんどフランスとの国境付近にある街で、有名観光地のどこからも距離があります。
例えば1週間程度の短期旅行でスペインを訪れる方は大抵、マドリード、トレド、バルセロナとその近郊を訪れると思います。
日数に余裕のある長期旅行者も初めてスペインを訪れる場合はサグラダファミリアを見たいと思うので大抵はバルセロナから入って南下するパターンか、EU内の安い飛行機が多く発着するマドリードから入るか、トマティーナに合わせてバレンシアから入るケースが多いです。
そうなんです(ぇ)
スペイン旅行はサンセバスチャンさえ外せばほとんどの有名どころを鉄道とバスで順番に訪問しながら極めてスムーズにタリファまで南下し、そのままフェリーでモロッコに渡るコースが取れるため、サンセバスチャンを諦める人が多いんです。
なんせスペイン在住のスペイン人ですら
あそこ遠い
と言うくらいですから。
しかしバルの聖地、サンセバスチャンで飲み歩きをするためにはこの立地の悪いサンセバスチャンをどうにかしてスペイン旅行のルートに組み込む必要があります。
そこでサンセバスチャンへのおすすめの行き方と、スペイン旅行にサンセバスチャンを組み込む際のおすすめのルートについてこの記事でまとめました。
※スペイン旅行におけるサンセバスチャン訪問を考える記事なので、フランス側からのアクセスについてはこの記事では扱いません。
日本からサンセバスチャン近郊の空港へ飛ぶ(楽で簡単な行き方)
以前はかなりの少数派だったと思いますが、最近はサンセバスチャンのみを目的としてスペインに渡航する人が増えてきたのでこの項目を追加します。
サンセバスチャンの周辺にはサンセバスチャン空港とビルバオ空港の2つがあり、日本から直接アクセスする場合このどちらかの空港へ飛ぶのが最も効率が良いです。
最寄りのサンセバスチャン空港まで飛ぶ
※以前はマドリード一回乗り継ぎでサンセバスチャンの最寄りの空港までアクセスすることができましたが、2022年10月現在、東京-マドリードの直行便が運休になっているため、最低でも2回の乗り継ぎが必要で、非常に時間がかかるので、東京-マドリードの直行便が再開するまでこの方法はおすすめできません。
東京-マドリードの直行便が再開するまではサンセバスチャンへの最速かつ楽な行き方は次の項で説明するビルバオ空港へ飛ぶ方法なので、この項目は読み飛ばして次にいってください。
メリット
- サンセバスチャン最寄りの空港に最速でアクセスできる
デメリット
- 航空券は次に紹介するビルバオ空港経由と比べて割高になることが多い
- 基本的にはイベリア航空一択で選択肢はない
- 到着が夜=チェックイン時間に制限のある小さなペンションには泊まれない
- 東京発以外は時間的にも金銭的にもほとんどメリットがない
イベリア航空の東京発マドリード行き直行便を使うとサンセバスチャン空港まで乗り継ぎ1回でアクセスすることが可能です。(※2020年まではこれが可能でした)
航空券の検索はスカイスキャナーが便利です。

日程は適当に入れてますが、乗り継ぎ1回で東京-サンセバスチャンの往復がエコノミークラスでだいたい10−12万円、時間も17時間前後とまぁまぁの検索結果です。
サンセバスチャンからスペインに入ってマドリードから帰りたい人は以下のように検索します。

帰りが直行便になりさらに航空券が少し安くなりましたね。
このように行きと帰りの空港を違うものにすればサンセバスチャンで飲んだあと、マドリードまで旅行してマドリードから飛行機に乗ることができます。(もちろん逆のマドリードから入ってサンセバスチャンから出ることもできます)
次にサンセバスチャンで飲んだあと、バルセロナまで旅行してバルセロナでサッカーを見てから飛行機に乗りたい人はこんな感じで検索してください。

これも悪くないですね。
以上のように東京-マドリードに直行便が出てる場合に限りサンセバスチャン最寄りの空港へ飛ぶのは価格的にも移動時間、乗り継ぎ回数的にも非常に効率的な手段となります。
空港から市内までは1時間に1本以上バスがあり約2ユーロ、20-30分で移動可能ですが最も効率の良いバスE21が20時過ぎに終わってしまうため、上で紹介したフライトでサンセバスチャンにアクセスする場合はタクシー(だいたい40ユーロ前後)を使った方が便利でしょう。
ちなみに空港バスのサンセバスチャン市内側の発着地はPlaza Gipuzkoa(旧市街やほとんどのホテルに徒歩でアクセス可)です。
到着時間が夜になるのが嫌な人はマドリードやバルセロナから入って先にそっちを観光してからバスや鉄道でサンセバスチャンにアクセスして、サンセバスチャン空港から帰るルートを取れば日中にサンセバスチャンに到着することができます。
マドリードやバルセロナからバスや鉄道でサンセバスチャンへアクセスする方法については下の方で説明しているので参考にしてください。
次に節約派の人、バックパッカーからの希望
もう少し航空券代安くならない?
を叶えるためサンセバスチャン空港へ直接アクセスするんじゃなくて近隣のビルバオ空港へ飛ぶ方法を説明します。
サンセバスチャン近隣都市のビルバオ空港へ飛ぶ←一番おすすめ
※2022年10月現在、筆者が引くレベルで航空券代が高くなってます。
日程によってはエコノミークラスの運賃が前回筆者が行った時のビジネスクラスと同程度、或いはもっと高い日すらあります。
通常時だと、以下で説明している通りビルバオへ飛ぶのがコスパ的に最も優れていますが、日によっては航空券代がかなり高くなってしまうので、その場合はこの次で説明する、マドリード、バルセロナ経由も参考にしてください。
メリット
- サンセバスチャン空港へ直接飛ぶ方法と違ってフライトの選択肢が多い
- フライトの選択肢が多いので昼着を選べる
- サンセバスチャン空港へ直接飛ぶよりも安い
- 対応してる航空会社が多いので関空等の地方発でもある程度対応できる
デメリット
- ビルバオ空港はサンセバスチャン空港よりちょっとだけサンセバスチャン市内から遠い
サンセバスチャンから車で1時間ほどのとこにあるビルバオ空港を経由する方法がおそらく最もコストパフォーマンスが良いかと思います。
運と日にちが良ければエコノミーなら6万円前後で航空券が見つかることもあります。
つまり運と日にちがバッチリ当てはまれば航空券やホテルを見つけるのが上手な人なら航空券、ホテル代、飲み代等含めて10万円ちょっとでサンセバスチャンを楽しむことも可能でしょう。
上で検索したのと同じ日程で東京ービルバオの単純往復をスカイスキャナーで検索すると以下のようになります。

サンセバスチャンへ直接飛ぶフライトは12万円超えだったけどビルバオ行きだと10万円台になりました。
しかもターキッシュエアーの方は昼着です。
この日はそこまでの差は感じないですが、それでもサンセバスチャンへ直接飛ぶ方法と比べて2万円近く削れましたね。
最安プランのところに8.7万円と出ていますが移動時間32時間とか表示されてるので却下します。
ちょっと日にちをずらしてみましょう。

パリ経由でさらに9万円台まで安くなりました。
ちょっと今回の検索ではパッとしなかったですが、筆者が前回(2020年1月)行った際は東京→ビルバオ&ビルバオ→香港をターキッシュエアラインズで6万4千円で購入してます。(東京とビルバオの単純往復でもほとんど同じ価格でした)
夜便で寝たかったので後でビジネスクラスにアップグレードしましたが笑

ビルバオ空港からサンセバスチャンへ行く場合でも当然マドリードやバルセロナからスペインに入ってビルバオから帰国するルートを取れるし、もちろんその逆もできます。
利用できる航空会社が多いためアレンジもしやすいです。
ビルバオ空港からサンセバスチャン市内までの空港バス

空港とサンセバスチャン市内の間は空港バスが出ています。
- 運行時間:朝7時45分〜夜23時45分
- 所要時間:1時間15分
- 料金:17ユーロ
- 注意点:空港の券売機は現金不可
最新の正確なタイムテーブルは空港バスのホームページで検索してください。
検索はビルバオ空港がAEROPUERTO BILBAOでサンセバスチャンがDONOSTIA-SAN SEBASTIANなので注意してください。
この地方の言語バスク語ではサンセバスチャンのことをドノスティアと呼びます。
空港のイミグレ、税関を通り抜けて到着ロビーに出たらバスの標識に従って右側に向かって歩くとすぐに以下のようなバスのチケット売り場が現れます。

この左側に人が並んでる券売機で購入できますが現金は使えないのでクレジットカードを用意しましょう。
券売機は2つあるんですが、筆者は左の券売機で日本のクレジットカード決済弾かれました笑
右側の券売機で購入できたので片方でダメだったらもう片方を試してみると良いです。
どうしても無理な場合、バスの運転手さんに直接現金で支払って乗ってる人もいたのでそんなに気にする必要はな胃と思いますが。
ビルバオ空港からのバスはサンセバスチャンの長距離バスが発着するバスターミナルに着き、サンセバスチャンのホテルや旧市街までは徒歩でアクセス可能です。
サンセバスチャンのバスターミナルからビルバオの空港に行く時はこの窓口でチケットを購入できます。

バス発着と同じフロアにカフェ兼バル的なものがあるのでお腹ペコペコな人も大丈夫です。

帰国日はビルバオ空港のバルでラストピンチョスを楽しもう

ビルバオの空港にもバルがあります。
ピンチョス、タパス、カフェメニューが豊富にあるので食べ物にはあまり困らないでしょう。


筆者のおすすめはこのビール5種飲み比べ

いろんな種類のビールが味わえるのでおすすめですが、それなりに量は多いのであまりお酒の強くない人は無理をしないようにしましょう。
フライト前なので笑
次にマドリード、バルセロナからのサンセバスチャンへのアクセス方法を紹介します。
日本からマドリード、バルセロナ経由でサンセバスチャンへ行く(安い行き方)

一旦バルセロナかマドリードへ飛んで、そこからサンセバスチャンへ飛行機、バス、鉄道で向かう方法です。
東京-ビルバオorサンセバスチャン
の往復航空券より
東京-マドリードorバルセロナ
の往復航空券の方が安くなる傾向があるので、特にサンセバスチャンだけが目的地じゃない人はマドリードやバルセロナから出入りした方が安くなる可能性が高いです。
もちろん
東京→バルセロナ&マドリード→東京
のように入国する都市と出国する都市が異なる航空券を取ることも可能(大して価格は変わらないので、周遊にはむしろおすすめ)でこの場合
バルセロナ→サンセバスチャン→マドリード
のルートで周遊旅行することができます。
各交通機関を使ったサンセバスチャンへの所要時間等はだいたい以下のようになっています。
飛行機 | 鉄道 | バス | |
マドリードから | 1時間ちょっと(8000円くらいの印象) | 5時間半〜(20ユーロ〜) | 5-6時間(20〜39ユーロ〜)、空港から直行バスあり |
バルセロナから | 1時間ちょっと(10000円ちょっとの印象) | 5時間半〜(20ユーロ〜) | やめた方が良いw |
全交通機関、日にち、時間によって全然価格は違うので、上の表はだいたいの感覚だと思ってください。
たまに飛行機が死ぬほど安かったりもするので、スカイスキャナーでこまめにチェックしましょう。
飛行機で行く方法に関しては、この後の『スペイン各都市からサンセバスチャンへ飛行機を使った行き方』の項目で軽く説明してるので、ここではマドリード、バルセロナからバス、鉄道で行く場合を解説します。
以下のバス、鉄道会社のホームページを使います。
スペインのバス会社→ALSAの公式ホームページ
スペイン国鉄→renfeの公式ホームページ
マドリードからバス、鉄道でサンセバスチャンへ行く場合
マドリードの空港から直接サンセバスチャン行きのバスが出ている
マドリードの空港からサンセバスチャンへ直行バス(39ユーロ)が出ているので、空港から直接サンセバスチャンへ行きたい場合はこれがベストでしょう。
ALSAのホームページで
Madrid – Barajas Airport T4→San Sebastian (All stops)
で検索すると以下のように出てきます。

朝7時45分から夕方18時46分まで数本出ててまぁまぁ使い勝手は良さそうですね。
5時間30分とありますが、途中で一回だけトイレ休憩がありました。
マドリード市内からサンセバスチャンへの直行バスは20ユーロくらいからある
マドリードやトレドを観光した後にバスでサンセバスチャンへ向かいたい人は市内からのバスもあります。
ALSAのホームページで
Madrid (All stops)→San Sebastian (All stops)
で検索すると以下のようにAvenida de America発のバスがいくつかヒットします。

安いやつだと20ユーロくらい(以前は15ユーロとかあったけど)からありますが、何か気持ち時間長くかかるので、自分に一番合ったバスを探しましょう。
以下Avenida de Americaの場所
マドリード市内からだと鉄道でサンセバスチャンへ行くのがおすすめ
移動時間はそんなに変わらないんですが、やはり5-6時間とそこそこ長い移動になるので、バスよりも鉄道の方が快適性は上だと思います。
renfeのホームページで
madrid(todas)→san sebastian/donostia
を検索すると以下のように出てきます。(現在進行形で検索システムが落ちてるみたいなんで以前撮ったスクショを使います)

オンラインで購入可能なので、安くて良さそうなのがあったら事前に購入しておくことをおすすめします。
バルセロナから鉄道でサンセバスチャンへ行く場合
バルセロナからサンセバスチャンへはバスも出ているんですが、所要時間がマドリードからと比べて非常に長いので、鉄道利用をおすすめします。
鉄道はマドリードからのところで説明したのと同様renfeのホームページで
barcelona(todas)→san sebastian/donostia
で検索をしてください。

5時間30分程度でサンセバスチャンまでアクセスできる鉄道がヒットします。
条件に合うものがあったら事前にオンラインで購入しておきましょう。
ALSAのバスは日時変更可能、さらにキャンセルでお金が戻ってくる
ALSAのバスチケットは出発の2時間前までにキャンセルすると手数料は引かれますが、お金が戻ってきます。
また、変更も手数料がかかりますが可能です。
実は以前、筆者はドバイからマドリードに向かう飛行機が大幅に遅延したせいでバスの時間に間に合わなかったため、機内WIFIを使ってチケットをキャンセルし、後発のバスのチケットを買いました。
プレミアムバスだったので2人で113.96ユーロ支払ってたんですが、キャンセルと同時に76.14ユーロ(38.07ユーロのトランザクションが2回)戻ってきて、その後、ノーマルクラスのバスを79.32ユーロで購入したためほとんど追加料金かからず変更ができましたね。(バスのグレードは落ちたけど)

チケットの返金や変更はこのManage your ticketsの部分からでき、全てオンラインで完結します。

スペイン各都市からサンセバスチャンへ飛行機を使った行き方
ここまで日本からサンセバスチャンへの行き方を前提に説明してきましたが、当然スペイン各都市からもサンセバスチャン空港、ビルバオ空港には飛行機が飛んでいるので、スペイン各都市の観光のついでにサンセバスチャンへ行くことも当然できます。
運良く安い日程に当たればこの画像のようにバルセロナからサンセバスチャンまで3700円で飛べる日や時間帯があったりするので快適性、価格等を総合的に考えて自分に一番合った方法を見つけると良いと思います。

スペイン各都市からサンセバスチャン空港へ飛ぶ
上の画像のような例外はありますが基本的にはバスや鉄道より高くなることが多い気がします。

でもサンセバスチャンまで飛行機でビューーーーンと1時間程度で飛べるっていうのはかなりありがたいですよね。
お財布と相談しましょう。
空港から市内までは1時間に1本以上バスがあり約2ユーロ、20-30分で移動可能です。
スペイン各都市からサンセバスチャンの近隣都市ビルバオに飛ぶ←地方からのアクセスにおすすめ!
と言う人の最後の切り札です。
セビーリャやマラガからサンセバスチャン近隣都市のビルバオに直行便が飛んでいます!
しかも安い可能性が高いです!

運が良ければもう行けないと思っていた遥か北にあるサンセバスチャンまで2500円でビューーーーーン!と1時間30分でひとっ飛びできるかもしれないので頭に入れておきましょう。

ビルバオの空港からサンセバスチャンまでは既に上で説明した通り直行バスが17ユーロで出ていて所要時間は75分程度です。
ちなみにマドリードやバルセロナからビルバオ行きの飛行機もサンセバスチャン行きの飛行機と比べると安い日が多いんですが、既に説明したバスや鉄道と比べてどうですかね?
マドリードやバルセロナからビルバオへ飛行機で飛び、そこからサンセバスチャンまでアクセスする場合の所要時間をざっと計算すると
- 市内→空港 30分 乗り物①
- 待ち時間 1時間ちょい
- 飛行機 1時間 乗り物②
- 到着して出るまで 30分
- 空港から市内 75分 乗り物③
計4時間15分ちょい
3つの乗り物を乗り継いで所要時間4時間15分、これはものすごく理想的に動けた場合の計算例ですから、実際はもうちょっとかかる気がするので4時間30分以上、スペイン初心者、海外旅行に不慣れな方は5時間以上かかるでしょう。
サンセバスチャンへの行き方まとめ
長い記事になりましたがまとめます。
- 日本からアクセスする場合はサンセバスチャン空港かビルバオ空港行きのチケットを検索する
- 日本からアクセスする場合はビルバオ空港行きのチケットの方がコスパが良いことが多い
- でも最安は日本からマドリード、バルセロナ経由になる可能性が高い
- マドリードの空港からサンセバスチャンへは直行バスがある
- 価格は日によって違うのでスカスキャナー等で価格や所用時間を調べて総合的に判断する
- マドリードやバルセロナからビルバオ経由でサンセバスチャンに行くのは何か特別な理由があるか、この手段が一番安く済む場合を除いて個人的にはあまりおすすめしない
- アンダルシア方面まで南下しててもセビーリャやマラガからビルバオまで安い航空券が出ていることが多いので最後まで諦めない
おまけ=サンセバスチャンを含めたスペイン周遊からモロッコへフェリーで抜けるルート
十分に時間があって、スペインを鉄道やバスメインで回りたい人向けの話ですが、スペインの有名観光地を網羅してモロッコに抜けるようなルートを取りたい場合、個人的にはこの画像のようなマドリードスタートの流れが良いんじゃないかなと思います。

これなら(マドリード-トレド間とか、バレンシア-ブニョール間とか、アンダルシアの小さな街の間とかそういう小さなエリア内の移動は別にして)来た道をほとんど戻らずスペインを周遊して、おそらく多くのスペイン旅行者の最終目的地にするであろうモロッコへのフェリーが出るタリファ(或いはアルヘシラス)まで向かうことができます。
また、短期間でスペイン旅行する人はマドリード、トレド、バルセロナの3都市を周遊するケースが多いと思いますが
マドリードinでトレドを観光した後、サンセバスチャンに行き、その後バルセロナに行ってバルセロナout(或いは逆ルート)
みたいな感じでルートを組めば比較的無理なく通常の観光ルートにサンセバスチャンを入れることができると思います。
以上!世界一の美食街、バルの聖地=サンセバスチャンへの行き方でした。
確かに行きにくい場所ではありますが、それでも美味しいお酒、料理を求めて行く価値があるので是非頑張って訪問してみてください!
サンセバスチャン滞在中の海外旅行保険代、医療費を完全無料にする裏技については以下の記事を参考にしてください。
海外旅行をするような人だと既に持ってる人が多いと思いますが、入会費、年会費無料のマルイのエポスカードを持って日本を出国すると90日間自動的に海外旅行保険が付帯します。
キャッシュレス(保険会社が直接病院に支払う)に対応しているので現地で病気や怪我等のトラブルがあっても病院で1円も支払うことなく病院で診てもらったり、入院することができ非常に便利です。

近年高騰し続けてる海外旅行保険代を0円に抑えて、現地のホテルや美味しいご飯代に回しましょう!
世界一の美食街、サンセバスチャンでおすすめのバルや料理についてはこちらの記事を参考にしてください。

バルの飲み歩きに適した立地とコストパフォーマンスの良いホテルはこちらの記事を参考にしてください。

それではまた!ポップガンマイ!♪───O(≧∇≦)O────♪
ps
(自分が)忘れないうちに一応言っておきますが、このブログはタイ関係の情報を主に扱っているブログです