インドのチベットと呼ばれる秘境ラダック
その旅の拠点となるラダック最大の街レーで実際に筆者が泊まったことあるおすすめのゲストハウスを3つ紹介します!
【インドのチベット】秘境レーでおすすめのゲストハウス3選
以下で紹介する3つのゲストハウスは筆者が実際に宿泊したことあるゲストハウスの中から立地、価格、内容面でおすすめのものを紹介しています
スタッフの対応もよく、常にゲストの体調を気にかけてくれ、血中酸素濃度もちょくちょく測定してくれました
価格に関してはレーの観光に関する物価が年々上昇していることと、シーズンによって2倍程度の違いが生じる可能性がありますので、参考程度に見てもらえればと思いますが、以下の3つのゲストハウスはだいたい同じような価格帯になると思います
各ゲストハウスの位置関係は以下のようになります(赤でピン止めしてあるやつです)
距離感に関しては一番離れているシアラゲストハウスからメインバザールの通りまで徒歩8分程度と3つとも立地は良好です
それぞれに特色があるので詳しく説明していきます
王宮を眺めることができる好立地=パレスビューゲストハウス
- 個室:一泊800〜2000ルピー(部屋、シーズンによって大きく違う)
- ホットシャワー、Wi-Fi、王宮を見渡せるテラスあり、洗濯物を干せる(洗濯に関しては以前はOKでしたがこの先禁止になる可能性もあります。その場合ランドリーサービスがあるはずですし仮になくても街中に洗濯屋はあります。)
メインバザールから歩いて5分程と立地が良くてリーズナブルなゲストハウスです
他の2つのゲストハウスと比べて展望が良いです
部屋によっては窓から王宮や旧市街の綺麗な景色を見ることができます
部屋はよく掃除されており、広さもまぁまぁです
オーナーやスタッフの方も親切で、観光に使うタクシーの手配や空港までのタクシーも公定料金で知り合いの運転手を手配してくれました
※2022年11月現在予約サイトでヒットしないので下で紹介する2つのゲストハウスの方をおすすめします
抜群の立地と広いお部屋で大人気=メントクリンゲストハウス
- 個室:2000ルピー前後(ハイシーズン)
- ホットシャワー、Wi-Fi、タオル、レストラン(メニューが豊富)、ランドリーサービス(1kg=100ルピーだか80ルピーだった気がします)
今回紹介する3つのゲストハウスで総合力ではナンバー1だと思います
立地が良く、部屋のレベルも綺麗で比較的新しい雰囲気がします
また、バイクをゲストハウスの敷地内まで持ち込めるのでバイクを借りる人にはオススメです
今回紹介する中でレストランはこのゲストハウスの中庭のレストランが一番充実していて特に朝ごはんが美味しかったです(写真は撮り忘れました笑)
ちょっと光の当たり具合が良くないからか写りが微妙ですがこちらは中庭のレストランで食べたチキンカレーです
ランドリーに関しては、朝に出せば翌日の朝には仕上がると言われましたが、筆者の時は朝に出してその日の夕方には仕上がっていました(●´^`●)
リーズナブルで綺麗なお部屋、日本人御用達=シアラゲストハウス
- 個室:1900〜2300ルピーくらい
- ホットシャワー、Wi-Fi、タオル、レストラン(メニューは豊富ではないです)、ランドリーサービス(利用してないので価格は不明ですが多分安いです)
綺麗な中庭にクオリティの高い部屋で特に日本人に人気のあるゲストハウスです
個人的には水回り等も含めた部屋のレベルに関しては上の2つよりこのゲストハウスの方が高いと思います(ただし部屋の広さ関しては上の2つのゲストハウスの方が広いです)
水回りも綺麗で熱々のホットシャワーが勢いよく出てきます
レストランに関しては上のメントクリンゲストハウスのように豊富なメニューが用意されているわけではなく、例えばディナーに関してもチョイスはほとんどなく、お任せで200ルピー的なものになります
基本的には朝食付きのプランになるんですが、朝食の時間が7時からで、筆者のフライトが9時過ぎだったので7時に朝食だと間に合わないことをチェックアウト前日にレセプションに告げたところ、6時半に用意してくれるようキッチンに伝えてくれたりと親切なゲストハウスでした
ちなみにですが、バイクを敷地内に持ち込むことができないので、バイクを借りる人はこのことを考慮しましょう(ただ、ゲストハウスの敷地まで繋がっている細い通りにとめることはできます)
レーのゲストハウスまとめ
各ゲストハウスの紹介を行いましたが、個人的にこの3つのゲストハウスをまとめると以下のようになります
- 部屋(水回り)のクオリティ:シアラ≧メントクリン≧パレスビュー
- 展望(中庭):パレスビュー>シアラ>メントクリン
- 立地:メントクリン≧パレスビュー>シアラ
メインバザールまでの距離だけを考えるならメントクリンよりパレスビューの方が立地が良いんですが、筆者好みのお店やカフェがメントクリン周辺の方が多いのでこのような評価になっています
もし筆者が次再訪するとしたら
- 第一候補:シアラゲストハウス
- 第二候補:メントクリンゲストハウス
- 第三候補:パレスビューゲストハウス
になりますが、これに関しては既に筆者が複数回レーを訪問しているのと個人的な好みがかなり反映されているので、これからレーを初めて訪れる人におすすめ順に並べろと言われたら総合的には
- 第一候補:メントクリンゲストハウス
- 第二候補:パレスビューゲストハウス
- 第三候補:シアラゲストハウス
の順番でおすすめします
レーでホテル、ゲストハウスを決める際に必ず知っておくべき注意事項
標高の高い特殊な地域ですので、ホテル、ゲストハウスを選ぶ際はいくつか注意しておきたいことがあります
大抵のゲストハウスは予約サイトを通すより飛び込みの方が安い
実は他の国や都市ですと、言われてるほど、飛び込みや直接予約の方が安くなることはないんですが(というかむしろ直接予約をすると高くなる国もあります笑)、レーに関しては大抵のホテル、ゲストハウスは飛び込みで直接交渉した方が1割〜程度安くなる傾向にあります(もちろん全ての宿でそうとは限りませんが、体感的にはかなりの割合で当たっていると思います)
なぜこう言うことが起こるかのかを某ゲストハウスのオーナーに聞いたところあまりここに書くべきではない内容だったので伏せますが笑、実際に複数の宿のレセプションで各サイトを通して予約した場合の宿泊費用と飛び込み、直接予約した場合の宿泊費用についてまとめてある表を見せてもらったのでこの傾向に関してはほぼ間違いないとみて良いです
それでも初日、できれば最初の2泊は事前予約が望ましい
ラダック観光の基本ですが、バスで到着するにせよ飛行機で到着するにせよ、到着後の初日はできる限り動かず、じっと大人している必要があります
じゃないと高山病を発症する恐れがありますので
シーズン中のレーでは、人気のゲストハウスはすぐに予約で埋まるので、到着初日にお目当てのゲストハウスにタクシーで向かっても満室の可能性があります
万が一満室だった場合、他のゲストハウスを探すために歩かなければなりません
到着してすぐこの宿探しという運動をするのは非常に危険ですので、なるべく初日は(できれば最初の2日間は)安全策をとって事前に予約しておくことで、現地に着いてから標高の高い場所での宿探しという危険なイベントを避けることができます
安くなると言っても上で紹介したような宿ですと2200〜2300ルピーが2000ルピーに減額されたりとせいぜい数百円程度の違いしかありませんので、ここは安全圏を確保するために出費を惜しまない方が良いです
高山病になると観光に使うはずだった日程が潰れたり数百円どころじゃない余計な出費が発生する可能性があります
冬は観光客が少ないので夏ほど満室になることは少ないですが、開いているゲストハウスも少なくなりますし、万が一満室だった場合の宿探しの苦労は夏の比ではないので可能なら一応予約をした方がベターだと思います(ただ冬は予約システムが不能になってるゲストハウスも多いのでなんとも言えませんが)
上で紹介したゲストハウス以外もbooking.comで探して予約することができるので是非参考にしてみてください
飛び込みやサイトを通さず直接の予約をおすすめする場面
簡単に言うと3泊目以降です
2泊を終えた後の延泊、宿の移動、他の街を旅してレーに帰ってきたタイミングであれば体も慣れてレーの街中の立地や歩き方も理解していると思いますので、このタイミングでは直接の予約や飛び込みをおすすめします
延泊であれば
『サイトを通さないで延泊したらなんかディスカウント料金ありますか?』
等と一言聞いてみれば大抵はyesと言われるでしょう。
また、多くの旅人はレーに1泊、或いは2泊したあとに、ヌブラ渓谷やラマユルと言ったレーから少し離れた場所に泊りがけで旅行に行くと思います
標高の高いラダックも3泊4泊とするうちにだんだん辛くなくなってきますので、ラダック3日目以降、レー以外の街を旅行してレーに帰ってきたタイミングなら仮にお目当てのゲストハウスが満室だったとしても十分に他のゲストハウスを探して歩き回ることができると思います
レーで最初に予約して泊まったゲストハウスをもし気に入った場合は延泊の時と同様
『他の街を旅して帰ってきた後に、もう一回ここに泊まりたいんだけど、予約サイトを通さずに直接予約した方が安くなったりするかな?』
等と聞いてみましょう
(もちろん状況次第だと思いますが)Yesと答えてくれてサイトを通さない予約に応じてくれる可能性がかなり高いです
レーを何回も訪れているベテランの人で、自分がお目当てのゲストハウスが満室だった場合も第二候補、第三候補をすぐ近場に決めていて、迷わず最低限の体力で回ることができる人は初日予約なし飛び込みでオーケーかもしれませんが、このブログにたどり着いた人にはなかなかそういう人はいないでしょう(個人的にはベテランの方でも油断はしない方が良いと思いますが)
特に初日に泊まるゲストハウスは立地が最重要
初日は絶対に宿から出ず、ピクリとも動かず過ごすという方は良いんですが、大抵の方はゆっくり歩きながら街中を軽く散歩すると思います(というかその方が良いらしいです)
この場合、メインバザールや店が集まってる賑やかなエリアへの距離は非常に重要になります
(レーだけに限りませんが)基本的には立地が悪く、賑やかなエリアから遠い場所になればなるほど、安くてクオリティの高い宿がたくさんありますが、標高3500mを超えるレーでの初日はたった200mの違いが大きな差になって現れます
また賑やかなエリアから離れすぎると夜になると野良犬が喧嘩してたりして怖い思いをすることもあるでしょう
まだ完全に体が慣れていない状態で夜中に誰もいない坂道で野良犬に絡まれたりしたら、逃げるにせよ、闘うにせよ体力が大きく消耗しますし、高山病を発症する原因になりかねません
なので初日に泊まるゲストハウスは特に立地には気をつけましょう
上でも説明しましたが、今回この記事で紹介したゲストハウスは3つとも立地はかなりいい方ですが、シアラゲストハウスだけはメインバザールまで上り坂かつ少し距離があるので事前に理解しておく必要があります(ただ、シアラゲストハウスはメインバザールまでいかなくても賑やかな通りがすぐそばにあるので初日の選択としてナシではありません)
多くのゲストハウスでチェックイン、アウトの時間が少し特殊
以前ほど早朝に固まっているわけではないですが、現在デリーからレー行きの飛行機も、レーからデリー行きの飛行機もそのほとんどが朝発の便になります
以前は早朝〜朝にフライトが固まっていたんですが、最近は午前中、昼前くらいまでは飛行機がありますね
いずれにせよ、ほとんどの観光客はデリーを朝出発する飛行機でレーに午前中(しかも多くは結構早い時間帯)に到着してチェックインをし、チェックアウト時はレー発の朝の便に乗るため午前中(しかも多くはかなり早朝)にゲストハウスを発つことになり、例えば昼まで寝ててその後ゆっくりチェックアウトする旅人っていうのはかなり少数派です
なので全てのゲストハウスがそうだとは言い切れませんが多くのゲストハウスではチェックアウト時間を朝8〜10時前後に設定していたりします
逆にチェックインもかなり早い時間から可能なことが多いです
筆者が初めてレーを訪れた時は確かデリーを早朝6時40分に出発する便でレーに行ったのでパレスビューゲストハウスに到着したのは確か8時台〜9時台前半(しかもノーブッキングw)でしたが、到着後即チェックインさせてくれたというかパスポートの確認は後で良いからとりあえずゆっくり休みなさいと言われました
また今回(2019年7月)訪れた際も、初日はメントクリンゲストハウスに泊まりましたが普通に午前中に到着して、そのままチェックイン(同じくパスポートは翌日のチェックでしたが)させてくれました
オフシーズン中は様々なサービスが利用不可の可能性アリ
ラダックは夏を除いて非常に寒い地域です
特に真冬はマイナス20度以下とか普通です
また先進国の大都市みたいにインフラが完璧に整った場所でもありません
数千円以下の価格帯のゲストハウスでは真冬にWi-Fiやシャワーがまともに機能しないのは珍しいことではありません
筆者が2017年の3月後半から4月上旬に訪れた際は、4月1日だか2日だかに街に久しぶりにインターネットが繋がったとかでネットカフェがローカル人で溢れかえってました笑
インフラのレベルはかなり急速に上がってきていると感じますが、それでも真冬は街全体からインターネットが消えるなんてのは普通ですし、水道管が凍りついてシャワーが使えないことだってあります
インターネットに関してはもうどうしようもないですが、水道管が凍りついている場合、多くのゲストハウスでは大きなバケツに熱々のお湯を入れてきてくれるので洗面器でそのお湯をすくって体を洗うことになります
レー以外の地域だとシーズン関係なくシャワーが使えないのは珍しいことではなく、そうした場合も同様に大きなバケツに水を入れてきてもらって体を洗うことになりますが、大抵の宿ではシャンプーしてトリートメントして体洗うのに十分過ぎる量のお湯を用意してくれるのでそこまで心配は要りません
てか真冬に極寒の秘境までわざわざ足を運ぼうって人には大した問題ではないと思いますが笑
以上!約4ヶ月ぶりくらいの新記事公開になりましたが笑、インドの秘境、ラダック観光の中心都市レーでおすすめできるゲストハウス3選でした!
インド滞在中の海外旅行保険代、医療費を完全無料にする裏技については以下の記事を参考にしてください。
海外旅行をするような人だと既に持ってる人が多いと思いますが、入会費、年会費無料のマルイのエポスカードを持って日本を出国すると90日間自動的に海外旅行保険が付帯します。
キャッシュレス(保険会社が直接病院に支払う)に対応しているので現地で病気や怪我等のトラブルがあっても病院で1円も支払うことなく病院で診てもらったり、入院することができ非常に便利です。
近年高騰し続けてる海外旅行保険代を0円に抑えて、現地のホテルや美味しいご飯代に回しましょう!
海外旅行でおすすめのアクションカメラ、GoProについては以下の記事を参考にしてください。
下の記事はリゾート地での使用を前提に書いてますが、レーをはじめとするラダック地方はアクションカメラでの撮影に向いてると思います(バイクで旅する方なんかは特に)
レーの観光情報に関しては以下の記事も参考にしてください!
それではまた!ポップガンマイ(●´^`●)
ps
チェンマイ連日の熱帯夜で死にそうです