マドリードから鉄道で1時間40分ほど南に走った場所にある、アンダルシア地方の一風変わった街コルドバで食べた郷土料理・サルモレホが美味しかったので紹介します!
アンダルシアの古都コルドバ
かつてイスラム教徒に支配されていた期間が長かったこの街ではスペインの他の街と違って、イスラム時代の建造物や街並みが今も多く残されています
メスキータ、ローマ橋
スペインに現存する唯一の大モスクです
メスキータとはスペイン語でモスクを意味する言葉ですが、一般的には固有名詞としてコルドバの聖マリア大聖堂のことを指します
785年にコルドバを支配していたイスラム教徒によって建設されて、その後1236年にカトリックがこの地で権力を握り、キリスト教との礼拝堂等が設けられるようになりました
その結果イスラム教とキリスト教の二つの宗教が同居しているという摩訶不思議な建築物になったわけですね
なんかドラクエとかFFみたいな景色です
ちなみにこのメスキータ、通常10ユーロの入場料がかかりますが、月~土の8時30分~9時30分は無料で入れます
筆者には不可能な起床時間なんで入場料払いましたけどね
アルカサル庭園
メスキータから徒歩で10分程のところにあるお城と綺麗な庭園で、日本語名ではよく【キリスト教徒の王たちのアルカサル】と紹介されています
ちなみにアルカサルはスペイン語で城、宮殿を意味します
建設自体はキリスト教徒の支配下に入ってからなんですが、イスラムの雰囲気が強く残っており、メスキータと共にコルドバらしい光景だなと思いました
入場料は4.5ユーロです
コルドバの郷土料理サルモレホ
ちょっと説明が難しいんですが、ものすごく濃厚でクリーミーな冷たいトマトスープと言う表現が近いですかね
スペイン語ではsalmorejoと書きます
基本的にはトマト、乾燥させたパン、オリーブオイル、にんにく、酢から作られており、スープと言っても液体状ではなくクリーム状になっています
冷たくてさっぱりしてるのでアンダルシアの暑い気候で夏バテ気味の旅行者に最適です
筆者が入ったバルでは上の写真のようなサルモレホがメインの皿と、下の写真のようにパンにサルモレホを塗ってその上にボケロネス(イワシのオリーブオイル漬け)を並べたものがあって両方美味しかったです!
当然ここはスペインですので、朝だろうが昼だろうが夜だろうがカニャ(ビール)です笑
観光客がよく行くようなメスキータ周辺エリアには美味しいバルがたくさんあり、サルモレホを出している店も多いので是非挑戦してみてください
コルドバへの行き方
マドリードから鉄道
運賃:片道25ユーロ〜(曜日、時間帯による)
所要時間:1時間40分〜2時間程度
マドリードから向かう人が多いと思うのでマドリードからの行き方を説明します
基本的には鉄道で向かうのが良いでしょう
チケットはスペイン国鉄renfeのサイトから購入できますので以下のように検索をしてください
朝から夜まで多数の列車が出ています
マドリード側の発着駅はMADRID-PUERTA DE ATOCHAになります
クエンカから鉄道
先日書いたクエンカの記事でも説明しましたが、スペイン内陸部の観光名所クエンカとアンダルシア地方のコルドバ、セビーリャは直行鉄道で結ばれているので簡単にアクセスができます
マドリードで乗り継ぎをせずに向かうことができますので以下の記事を参考にしてください
この記事内ではコルドバからクエンカへの行き方を説明していますので、クエンカからコルドバは検索条件を反対にすればオーケーです
コルドバでおすすめの宿option be
主要観光地まで徒歩でアクセス可能な立地が良く綺麗でオシャレなホステルです
日によって宿泊料金は変わると思いますが、基本的にはドミトリーで一泊18ユーロ〜20ユーロ前後で泊まれる日が多いようでスペインのホステルではかなりリーズナブルな方だと思います
無料の朝食がついてたのと、筆者が泊まったときはオレンジジュース用のオレンジが大量に用意してあったのでスクイザーで好きに絞って飲んで良いと言われました
option beの口コミ確認、予約はコチラから以上!イスラム文化とキリスト文化が混ざり合うアンダルシアの古都コルドバでした!スペインでは結構珍しい雰囲気を味わうことができる街なのでお時間のある方は是非訪れてみてください!
それではまた!ポップガンマイ!(⊃`ω´⊂)
ps
先日チェンマイの新しいイミグレで正規の方法で居住証明を取ろうとすると4-9週間待たされるという大迫より半端ない事実が判明しましたが、例のごとく裏技を使えば最短即日笑で取得可能だということが判明したのでまた今度ブログにまとめようと思います