チェンマイにはたくさんのローカル市場がありますが、その中で観光客に特におすすめのものをまとめました。
筆者の個人的な好みではチェンマイで最もおすすめの市場は規模が一番大きく24時間営業してて旧市街から(ギリ)徒歩圏内のムアンマイ市場ですが、基本的には自分が滞在しているところから一番近いところを選ぶのがベストだと思います。
記事の前半では観光客が多く滞在する人気エリアから徒歩、或いは自転車で気軽にアクセスできる人気市場を、後半ではバイクや車等の移動手段を持っている人向けの市場をおまけで紹介しています。
チェンマイで観光客に特におすすめの立地の良いローカル市場
まずは立地がよく、市場の内容も充実していて観光客に特におすすめの市場を5つ紹介します。
どれも主要エリアから徒歩、或いは自転車でアクセスできますが、自分のいるエリアから少し遠いなと感じたらGrabタクシーやトゥクトゥクを利用しましょう。
ムアンマイ市場=24時間営業のチェンマイ最大の市場
基本情報
- 24時間営業(月〜日)
- チェンマイ最大規模の市場
- 旧市街からギリ徒歩圏内(北東角から徒歩10分ちょい)
- チェンマイで訪れる市場を一つ選ぶならココ
- 早朝か夕方以降推奨(解説アリ)
チェンマイ最大規模の市場でフルーツ、野菜、肉、魚介類、惣菜、日用品等なんでも揃います。
とにかく規模が大きく、どこまでがムアンマイ市場の本体かわからないですが、市場の周辺にも多数の果物、野菜を扱いお店が立ち並んでおり、筆者はこれら全てを含めてムアンマイ市場と読んでいます。
観光客におすすめのチェンマイの市場を一つ選べと言われたらここがおすすめで筆者もよく川沿いのフルーツマーケットを利用してます。
チェンマイは内陸の地方都市ですが、魚介類も豊富に揃ってます。
基本情報のとこでも書いたんですが、ムアンマイ市場は早朝か夕方くらいに訪問することをおすすめします。
というのもムアンマイ市場は他の市場と違い、屋根のついた箱の中に店が並んでるわけじゃなくて半分青空市場になっています。
つまり日中は暑いです
暑いと市場を散歩するのも疲れますし、以下の写真のようにお店が日除けの布を店の前にかけてしまうので、通りを歩きながら何の店なのかを確認しにくいです。
日が暮れると以下の写真のように日除けの布が全部外れて見やすくなります。
なので、ムアンマイ市場を訪れる際は涼しい時間帯をおすすめします。
旧市街北東部からは徒歩圏内ですが、それ以外のエリアからだと若干距離があるので、自転車かバイクがあるとアクセスに便利かもしれません。
ターニン市場=サンティタム滞在者におすすめ
基本情報
- 営業時間:4時30分〜21時(月〜日)
- 規模はまぁまぁ大きい
- 大きなフードコートが隣接している
- お惣菜等が充実していて便利
観光客に人気のエリア、サンティタムからアクセスの良い市場で毎日たくさんの地元民、観光客で賑わっています。
上で紹介したムアンマイ市場ほどではないですが、規模はまぁまぁ大きく、フルーツ、肉、野菜、魚介類、お惣菜等なんでも売ってて便利です。
お惣菜売り場が多く、朝昼夜ご飯を市場で買って部屋で食べたい人には特に向いている市場ですね。
またフードコートが隣接しているので、市場に買い物の用事がない人でも朝ごはんやランチにおすすめです。
サンティタム滞在者は徒歩でアクセスできますが、旧市街からだと少し距離があるので(まぁ歩けますが)自転車かバイクがあると便利だと思います。
トンパヨム市場=ニマンヘミン滞在者におすすめ
基本情報
- 営業時間:6時〜19時(月〜日)
- 派手さはないけどまぁまぁの規模で大体何でも揃ってる
- ケープムーとサイウアのお店が充実してる(解説アリ)
筆者がチェンマイで初めて来た市場です。
上で紹介した市場と比べて特に強い特色があるわけではないし、あんまり賑わってるわけでもないので、わざわざ別のエリアから来る価値があるかと言われると微妙ですが、ニマンヘミンから徒歩でアクセスできて(実際筆者はよく徒歩で行ってます)だいたい何でも揃ってる貴重な市場なので、ニマンヘミン滞在中に市場で気軽に買い物したい人にはおすすめです。
他の市場と同様、フルーツ、野菜、米、惣菜等が揃ってますが、特徴としてはケープムー(豚の皮を素揚げしたもの)とサイウア(北タイで有名なソーセージ)を売ってる店が多いです。
名物なので気になる人は試してみることをおすすめします。
CMUロイヤルプロジェクト周辺=ニマンヘミン滞在者におおすすめ
基本情報
- 営業時間:店も市場も概ね8時〜18時(月〜日)
- 水曜日の6時〜12時はさらに市場が増える
- オーガニック系の商品が多い
上で紹介したトンパヨム市場から通りを渡ってすぐのとこに、チェンマイ大学ロイヤルプロジェクトショップがあり、その周辺にもオーガニックショップやフルーツ、野菜の市場が展開しています。
青空マーケットだけじゃなく、3つほどあるお店の中でもお買い物ができて、こちらもトンパヨム市場と同様、ニマンヘミン滞在者が気軽に徒歩でアクセスできるのでおすすめです。
水曜日の朝6時から12時までは出店する店の数が増えて市場が本気を出すので、スケジュールが合う場合は水曜の午前中に訪れるのをおすすめしますが、他の日も普通に市場やお店は開いてるので是非気軽に訪問してみてください。
JJマーケット=チェンマイ版チャトチャックマーケット(?)
基本情報
- 営業時間:6時30分〜13時(土日)
- 規模は小さめ
- 食品だけじゃなくてハンドメイドの雑貨、アクセ、服も売ってる
- フードコート的なのがあるので、朝ごはんにも便利
週末だけやってるJingJai Farmer’s Market=通称JJマーケット
オーガニックの野菜、果物だけじゃなく、バンコクのウィークエンドマーケット=チャトチャックマーケット(こちらもJJマーケットですね)みたいにお洒落なハンドメイドの雑貨、アクセ、服等も売ってて観光客に特に人気の高い市場です。(チャトチャックほど規模は大きくなく、小規模市場です。)
チェンマイの市場で野菜や果物を買うとプラスチックバッグに入れてくれるとこが多いですが、この市場はアンチプラスチックバッグ的な感じなので、買い物する人は何か袋を持っていった方が良いです。
場内には小規模ながらフードコート的なのがあって食事ができるので、特に買い物をしない人でも朝ごはん目的でここに来るのはアリだと思います。
タイ料理からベーカリーまでまぁまぁ守備範囲が広いので満足できると思います。
上で紹介した市場と比べると主要観光地から徒歩でアクセスするのは(できなくはないけど)大変だと思うので自転車、バイクを借りるかGrabタクシー、トゥクトゥク等の利用をおすすめします。
ちなみに車で来て駐車場が空いてない時は、近くのテスコロータスカムティアンの駐車場に停めて徒歩でアクセスするのをおすすめします。
バイクや車等移動手段がある人は行ってみても良い市場
記事の前半では主要観光エリアから徒歩、或いは自転車程度の交通手段でアクセスできるおすすめの市場を紹介しましたが、後半は徒歩や自転車ではアクセスが難しいけどバイクや車等の交通手段を確保できる人は行ってみても良いかもしれない市場を3つ紹介します。
サタデーオーガニックマーケット
基本情報
- 営業時間:6時〜11時30分(土)
- 小規模なオーガニック野菜、果物、米メインの市場
- ハンドドリップのコーヒー等
土曜の午前中だけ(Googleによると水曜日もやってるらしいですが、真偽不明です。)チェンマイ大学メーヒアキャンパス内(農学部)でやってるオーガニックマーケットです。
小規模ですが筆者はこの雰囲気結構好きです。
市場の隣にはハンドドリップのコーヒーを35バーツで楽しめるカフェがあるので筆者はここに来ると毎回飲んでます。
チェンマイオーガニックホーム
基本情報
- 営業時間:14時〜18時(火木土)
- 規模は小さいけど結構人気あるオーガニックマーケット
- 比較的アクセスしやすい
上で紹介したサタデーオーガニックマーケットよりは街中から近いので、ニマンヘミンあたりに滞在してれば自転車でも十分アクセス可能なオーガニックマーケットです。
規模は小さいですが、筆者が行くとだいたい人がたくさんいて混んでるので、地元民、観光客からの人気が高い市場ですね。
営業日が限られてますが、火木土にオーガニックマーケットで買い物したい人にはおすすめな市場です。
メーヒア生鮮市場
基本情報
- 営業時間:4時〜0時(月〜日)
- 規模はまぁまぁ大きい
- フードコートが隣接している
規模はターニン市場と似たようなものかな?と思いますが、こちらもまぁまぁ大きな規模で品揃え豊富な市場です。
ハンドンからは近いですが、観光でチェンマイに来て、ハンドンに滞在する人はほとんどいないと思うので、やはりバイクや車等の移動手段を持っている人向けの市場ですね。
最近ハンドン生鮮市場の盛り上がりがイマイチなんで、ハンドン在住者にはまぁまぁ重宝しそう。
筆者は友達がチェンマイに来た時にドイインタノン(タイ最高峰)に連れていくことが多く、その際に通り道にあるこのメーヒア生鮮市場に寄ることが多いです。
以上!チェンマイ周辺でおすすめの市場を7つ紹介しました!
内容が充実してる市場に関しては大体紹介しましたが、小規模なものも含めるとチェンマイには他にもたくさんの市場があります。
自分が滞在しているところの近くに市場がないかどうかはGoogleマップ様に【市場】と入力すれば簡単に調べることができるので、簡単な惣菜や果物の買い物だけならこれで十分なことも多いので是非試してみてください。
それではまた!ぽっぷがんまぁい