モンテネグロ

モンテネグロのコトル旧市街の魅力と行き方まとめ【奇跡の絶景】

旧ユーゴスラビアのアドリア海沿岸、世界一美しい湾=コトル湾の最奥部にある小さな街、モンテネグロのコトル旧市街を紹介します!

近年旅行先として人気の高いアドリアの真珠と呼ばれているクロアチアのドブロヴニクからも比較的簡単にアクセスでき、通貨がユーロで治安もよく旅行しやすいのでこの周辺を旅行する際は是非寄って欲しい街です

東西南北ヨーロッパのあらゆる地域を旅して回りましたが、ヨーロッパで一番美しい地域を一つ選ぶとしたらこのモンテネグロ、クロアチアを含むアドリア海沿岸部で、特に今回紹介するコトルは奇跡の絶景と言って良いレベルで美しい街です!

ここ3年くらい行く機会がなかったんですが、その前は4年だか5年連続で訪れてたくらい筆者イチオシの旅行先です(●´^`●)

モンテネグロのコトル旧市街の魅力と行き方まとめ【奇跡の絶景】

モンテネグロはアドリア海を挟んでイタリアの対岸に位置し、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ、アルバニアと国境を接しているヨーロッパ南東部の国でモンテは山、ネグロは黒を意味しますが、国の名前通りモンテネグロ(特にアドリア海沿岸部)には岩肌が剥き出しになった山がたくさん見られます

このモンテネグロのアドリア海沿岸部にある世界で最も美しい湾とも言われるコトル湾の最奥部にあるのが今回紹介するコトル旧市街です

世界で最も美しい湾のほとりにあるコトル旧市街

徒歩で十分散策できる小さくまとまった旧市街は中世の街並みがよく保存されており、この周辺一帯の自然と共に世界遺産に登録されています

オレンジ色の可愛い屋根が特徴的な旧市街の美しさと目の前に広がるコトル湾の美しさとそれを四方から囲む山が一つになって奇跡の絶景と言うに相応しい光景を見ることができます

そうなんです

何が凄いってこの街の目の前にあるやつは湖じゃなくて海なんです

写真だけ見ると一見オーストリアのハルシュタットのような印象を受けますが、湖畔ではなく湾奥にある街なんです

右見ても左見ても前見ても後ろを見ても山に囲まれているのにこれ海なんですよ!!!

あおいたん
あおいたん
え?私だけですかね?こんなテンション上がってるの

構造的にはこんな感じになっています

狭い入り口でアドリア海と繋がっている湾の最奥部にコトル旧市街があります

上から見るとこんな感じの三角形になっていて旧市街の周りは城壁に囲まれています

コトルに限らないですが、アドリア海沿岸の街はこのようにオレンジ色の屋根と城壁に囲まれた旧市街がいくつも点在しています

城壁の中の旧市街は中世の香りがする古い建物がたくさん並んでいて街の規模もあまり大きくないので半日もあれば歩いて回れます

場所によっては細かく入り組んでたりして程よく迷子になれるのが楽しいです

洗濯物干してあるだけなのに何か雰囲気があります

コトル/モンテネグロの料理とお酒

元々は周辺のクロアチア、ボスニア、セルビア等と一緒にユーゴスラビアという一つの国だったので、旧ユーゴスラビア、バルカン半島の他の国と料理もお酒も共通している部分が多いです

あえて言うならば、モンテネグロはアドリア海に面しているので海の魚介類が豊富にあるけど、内陸部のセルビアやボスニア(ボスニアは実は海ありますけど)、コソボと言った国では肉料理やトラウト等川魚の料理が目立ちますね(まぁ海の魚介類がないわけじゃないです)

モンテネグロでよく見かけるバルカン半島名物と言えばプレスカヴィッツァ(バルカン風ハンバーグステーキ?)です

旧ユーゴスラビア内陸部でよく見かけるもう一つのバルカン半島名物チェヴァプチチ(バルカン風ケバブ)程は味が濃くなく、多くの日本人にとって食べやすいだろうし価格も安いです

モンテネグロも内陸部に入るとセルビアやコソボ、マケドニアと同じようにガッツリ濃い目の味付けの肉料理がメインになってくるので好き嫌いがかなり分かれると思いますがコトルを含むアドリア海沿岸のクロアチアからモンテネグロの料理は基本的には日本人の口に合うものが多いです

イタリア料理や地中海の国々の料理にかなり影響を受けているので、表現が正しいかわかりませんが食べやすいイタリアンみたいな感じの料理を出すお店が多いですね

こちら結構あっさりした感じの魚のスープで美味しかったです

魚介類や野菜のグリルやパスタと一緒に美味しいワインを飲めるお店もたくさんあるので食事には困らないでしょう

モンテネグロを含むアドリア海沿岸はワインの産地として有名ですが、特に隣国クロアチアは安くて美味しいワインがたくさんあることで有名でコトルでもクロアチアのワインは手に入りやすいと思います

レストランによっては周辺国から集めた膨大な種類のワインリストを渡されると思いますが、どう考えても全てに目を通すのは難しいので食べる料理と一緒に店員さんとどれを飲むか相談することをおすすめします(ヨーロッパ各国からたくさんの観光客が来る街なので店員さんは基本英語ペラペラです)

ワイン以外で有名なのは果物から作られるアルコール度数の高い蒸留酒ラキヤ

これもモンテネグロだけじゃなくバルカン半島全域で飲まれてるお酒です

かなりアルコール度数が高く喉がいい感じに焼けるので、万人ウケはしないかもしれないですが気になる人は挑戦してみると良いと思います

以上、かなりフワッとした説明になってしまいましたが、コトルを含むアドリア海沿岸部の料理とお酒はレベルが高く、しかも対岸のイタリアと比べてかなりリーズナブルです(コトル旧市街の物価は年々凄い勢いで上がってますがそれでも安い方です)

コトル旧市街には猫がたくさん

猫好きの皆さんお待たせしました

コトルの旧市街には猫がたくさんいます

上の写真みたいにテラスの椅子に子猫が仲良く2匹座ってたりするのでキュン死注意です

ちょっと目を離すと寝ちゃっててめっちゃ可愛いです(TT)

猫の写真を撮るために旧市街を散歩するのも楽しいです

獲物かお宝でも見つけたのかな

2匹の黒猫が見守る中で何をやってるんだろう

ヨーロッパの旧市街の街並みは猫とよく合いますね(●´^`●)

山の上の要塞から旧市街の写真を撮る場合は時間帯に注意!

街中や街の外からも見ればすぐわかりますが、旧市街の後ろの山にはどう考えてもいい感じの展望スポット(サンジョバンニ要塞)があります

この要塞へは旧市街の奥にある入り口から歩いて登ることができ、コトルとその周辺の自然を一望することができるんですが、特に写真を撮影したい場合は時間帯に少し注意が必要です

山の要塞から見てコトルの旧市街は西側にあります

つまり、午後になるとほぼ逆光になります

別に逆光が悪いと言っているわけじゃなく、午後に要塞に行った場合ほぼ逆光になってると言うことを理解した上で何時に行くかを決めた方が良いです

また上の写真を見てもらえばわかると思いますが、午後のかなり明るい時間にもかかわらず旧市街に影がかかっています

コトルは四方を山に囲まれている街ですので普通の街と比べて太陽の影になる部分が出てくる時間が早いことも理解しておいた方が良いでしょう

この記事でいくつか載せている山から撮ったコトル旧市街の屋根の色の見え方が違うのは、時間帯の違いによる光の当たり具合の違いの影響が大きいです(もちろん編集によるところも多少はあります)

山の入り口は旧市街の奥の方の民家っぽいところを通り抜けていくとあります

ゆっくり歩いて登るのに1時間程度はかかるので運動不足の人には辛いかもしれません笑

地形の性質上、太陽が出ている時間帯に登れば日陰になるスポットは皆無で時期によってはかなり暑いので水分補給に気をつけて登りたいですね

ちなみに山の入場料は忘れましたが数ユーロ程度(ググった結果2020年現在8ユーロ説が多いです)です

コトル旧市街への行き方まとめ

コトル旧市街へのアクセス方法は以下の3つがメインなのでそれぞれ紹介します

クロアチアのドブロヴニクからバスorツアーでアクセスするのが一般的

所要時間:片道約2時間〜3時間(国境付近の混雑具合によって多少前後する)

近年アジア圏の観光客に急激に人気が高まっているクロアチアのドブロヴニクからバス、或いはツアーで訪れるのが最も一般的でしょう

特に日本発の観光客はコトルをメインの目的地としている人は少ないと思いますが、ドブロヴニクをメインの目的地として訪れる観光客は多いので、ドブロヴニクを拠点として日帰り、或いは一泊程度で訪問するのが一番簡単かと思います

ドブロヴニクについては以下の記事を参考にしてください

魔女の宅急便の世界!ドブロヴニク旧市街の魅力と行き方をまとめたよ!クロアチアのアドリア海沿岸部にあるアドリア海の真珠の名を持つ世界で最も美しい街、ドブロヴニクについて、その魅力と宿選びのコツ、行き方等をまとめたので是非参考にしてください!...

クロアチアからモンテネグロへの旅行では国境を越えるので、日帰り観光でも必ずパスポートが必要です!パスポートをドブロヴニクのホテルに置いたまま出発すると国境を通れません!


自力でバスで行く場合(一泊以上の場合推奨)

ドブロヴニクのフェリーターミナルの近くのバスターミナルからコトル旧市街まで直通のバスが朝から夕方まで何便か出ており、バスのチケットもカウンターで簡単に買うことができます

季節によりますが、2019年までの実績で言うとハイシーズンであれば朝7時から夜の8時半まで数本出ているので当日購入でも(多分)何とかなると思いますが、人気観光地なのでできれば前日までに購入した方がベターですね(コロナ騒動収束後のバスの時刻表がどうなるかはまだわからないです)

日帰りの場合はツアーの方が便利な気がしますが、一泊以上する場合は自分でバスで行くことをおすすめします

コトル旧市街にはたくさんのホテルがあるので宿泊先には困らないでしょう


ツアーで行く場合(日帰りならこっちの方が楽かも)

日帰りでコトルを訪れる場合は時刻表のチェック、帰りのバスの心配をする必要がないツアーの方が楽かもしれません

ホテルのエントランスでピックアップしてくれるので旧市街から少し離れているバスターミナルまで行く必要もないですからね

ツアーの予約はドブロヴニクで宿泊しているホテルであれば大抵は相談に乗ってくれると思いますし、旧市街の入り口付近にある観光案内所でも日替わりで周辺国(他にはボスニアヘルツェゴビナのモスタルへのツアーが人気です)への日帰りツアーの申し込みを受け付けていたりします

モンテネグロの首都ポドゴリツァからバスでアクセスする方法もある

モンテネグロの首都ポドゴリツァからバスでだいたい2時間くらいでアクセス可能です

誰に需要があるんですか?って言われそうなアクセス方法ですがトルコあたりから旧ユーロスラビア内陸国を通ってアドリア海まで横断するようなルートを取る場合に有効なのと、ヨーロッパ在住者の方でポドゴリツァまでの安いフライトが見つかった場合もまぁ有効です(フライトで入るならドブロヴニクかティヴァットの方がおすすめですが)

有名観光地ではペーヤ(ペーチ)/コソボとポドゴリツァがバスで結ばれていて約5-6時間とそこまで長距離にはならないのでペーヤから入るのが個人的におすすめです

またギリシャから北上してきた場合、ティラナ/アルバニアからポドゴリツァ経由でコトルまで直通のバスで向かうことができる(ただし8時間程度かかります)のでこちらもおすすめです

コロナ騒動収束後にどの程度以前と同じような感覚で移動できるかわからないですが、周辺国からのアクセス方法としてはだいたいこんな感じですね

基本的に日本在住者が短期間の観光でコトルを観光しようと思った場合にはポドゴリツァ経由のアクセスはあまり役には立たないでしょう

最寄りの空港=ティヴァト空港を使うという発想もある

実はコトル旧市街からタクシーで10分程度のところに空港があります

これ実は以前は結構盲点でした

と言うのも最近は表示されるようになったんですが、数年前はスカイスキャナーで【コトル】或いは【kotor】と入力しても空港が表示されなかったんですね

以前、ヴェネツィア/イタリアからクロアチアにフェリーで入ってコトルまで南下するルートで旅行をした時に、どこの都市から脱出すれば良いのか悩んでたとこ地図を眺めてたら空港があることに気づいたので、成田からの往復でちょうど良い感じに接続できないかなぁと調べたところアエロフロート航空のサイトから

(往路)成田→モスクワ→ヴェネツィア(1回乗り継ぎ)

(復路)ティヴァット→ベオグラード/セルビア→モスクワ→成田(2回乗り継ぎ)

をなかなか良い接続でしかも格安で取ることができました

日にちや航空会社によってはなかなか接続がうまくいかず長時間の乗り継ぎが必要だったりしますが、うまいこと接続できるフライトが見つかればラッキーですね

日本からの(日本への)フライトの場合、アエロフロート航空とエティハド航空がこの空港(エアセルビアと)と相性が良い気がするので計画を立てる際に頭の片隅に入れておきましょう

ヨーロッパ在住者で自分が住んでいる街からティヴァット空港へのフライトがある場合は、文句なしにこの方法をおすすめしますが、筆者が最後にこの空港を使った日に表示されていたフライトの行き先はベオグラード/セルビア、シュトゥットガルト/ドイツ、ロンドン/イギリス、モスクワ/ロシアの4都市だけだったのでハイシーズンにはもう少し増えるかもしれませんが、あまり便は充実していないような気がします

※民族系の話はかなりセンシティブ

ユーゴスラビア紛争が終わってからまだ20年しか経っていません

我々外国人からしたら旅先で出会った地元民はみんな良い人的な軽いノリで済みますが、『つい最近まで仲良かった隣人同士がある日突然殺し合いを始めた』等と言ったとんでもなく悲惨な出来事が数多く起こった紛争からまだあまり年月が経過しておらず、民族同士の対立も解決していない部分が多いです

バルカン半島に住んでいる25歳以上の多くは紛争を経験していて、特に30歳以上の場合は実際に目の前で起こった悲惨な出来事の記憶も強く残っている可能性が高いです

最激戦区で大量虐殺、民族浄化が多数発生したボスニアヘルツェゴビナのモスタル、スレブレニツァや大規模な砲撃で街が破壊されたクロアチアのドブロヴニク等と比べるとモンテネグロの街は表面的にはあまり紛争の爪痕が残ってないように見えなくもないですが、コトル旧市街で何回か通ったカフェのオーナーさんがいろんな情報やアドバイスをくれる非常に親切で穏やかな感じの良い人だったんですが、筆者の次の目的地がコソボだと知った途端に

『あの地域はアルバニア系の民族が住んでいるから行かない方が良い。あいつらは悪い奴らだ。危ない。』

と顔色を変えて言い出すくらい、ある民族とある民族の仲が悪いなんてのはこのエリアでは普通です

バルカン半島は基本的には地元民は優しく、治安もよく、綺麗な街が多いエリアなので、余計な話題には触れず気持ちよく観光を楽しみましょう(歴史を学びたければそういったツアーを用意している街もあるので気になる人は参加してみると良いでしょう)


以上!

アドリア海沿岸部の世界一美しい湾のほとりにある小さな街コトルでした(っ´ω`c)

ドブロヴニクほどの派手さはないですが、本当に綺麗で感動する街なのでバルカン半島を旅する際には是非寄ってみて欲しい街ですね

ヨーロッパを旅行する際の海外旅行保険代、医療費を無料にする方法についてはこちらの記事を参考にしてください!

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それではまた!ポップガンマイ(⊃`ω´⊂)

ps

あおいたん
あおいたん
コロナのせいで()ちょっと太った(怒)
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あおい
あおい
世界中を旅して住み歩いてる旅人兼一流の現役カリスマニートやってます。禍々しすぎて最近はまぉうを名乗ってたり名乗ってなかったり…現在はタイのチェンマイに引きこもって約3年半、タイ語の勉強を適度に頑張っています。ブログのタイトルはチェンマイちゃんねるですが、アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、北極等どこにでも出没するので幅広い地域について記事にしています。紹介文の下の方にある(パソコンだと右下)メールマークの隣のツイッターのマークを押してもらえると筆者がやってるツイッターページ(@AoiNomad)に飛びます。リアルタイムの情報やらなんやらをたまに気分で発信しているので興味ある方は是非!

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