北欧屈指のオーロラ観測都市トロムソで到着時から猛吹雪で、オーロラはおろか、通常の観光すら不可能なレベルの悪天候の奇跡のオーロラを観ることができたのでその時の体験とトロムソでおすすめのリーズナブルなホテルを紹介します
オーロラ観測で有名な街トロムソ
上の写真は12月の昼間のトロムソです
極夜のためロングイエールビーンほどではないですが、昼でも普通に暗いです
基本情報
北緯69度40分58秒 東経18度56分34秒
前回のブログで書いたロングイェールビーンと比べて10度以上南にありますが、それでも北極圏の街です
もちろん夏は白夜、冬は極夜になりますが、ロングイェールビーンと違って12月でも正午前後は気持ちうっすらと空が明るくなっていました
カナダのイエローナイフやアラスカのフェアバンクスと比べてもかなり北にあるんですが、メキシコ湾暖流のおかげで実はそこまで気温は下がりません
見てもらえらえわかると思いますが、海が凍ってません
ウィキペディアの情報によると12月の最高気温は−1.3度、最低気温は−5.4度とかなり暖かいです
下手したら遥か南にある北海道より暖かいんじゃないかってレベルなので通常時は日本で真冬に来ている服でもギリ対応できなくはないかもですが、基本的にはスキーウェアが必要です(少なくともオーロラ観測が目的なら絶対必要です)
特にオーロラが出るような天気の良い日は予想外に気温が下がることも珍しくないので油断はしない方がいいでしょう
トロムソへの行き方
日本から行く場合は首都のオスロまで行って、そこから国内線でアクセスするのが一番簡単でしょう
ノルウェーは物価が高い割に国内線の料金は割とリーズナブルです
特に冬は陸路だと動きにくい国ですからね(´□`)
オスロ以外にもノルウェー国内の多くの都市から飛行機が飛んでいます
クレジットカードの通用率が高い
先のブログでロングイェールビーンのクレジットカード通用率が高いことについて書きましたが、ノルウェー本土もクレジットカードの通用率は非常に高いです
その辺の売店や、公共交通機関等ほとんどの場所で使えます(というか使えない場所を1つも見ませんでした)
基本的に支払いはクレジットカードで要求されることが多く、現金は嫌がられる傾向すらありますので、絶対にクレジットカードを(念のためJCB以外で2枚以上)持っていきましょう
トロムソ市内から空港へ行く際、エアポートバスに乗ったんですが、クレジットカード決済の機械が故障してて、「ついに現金が役に立つ時がきたか!?」と大量に余ってる現金を取り出そうとしたところ
今日は機械壊れてるから払わなくて良いよ
市内から空港までのバスが無料になりました笑
海外旅行をするような人だと既に持ってる人が多いと思いますが、入会費、年会費無料のマルイのエポスカード(VISA)を持って日本を出国すると90日間自動的に海外旅行保険が付帯します
キャッシュレス(保険会社が直接病院に支払う)に対応しているので現地で病気や怪我等のトラブルがあっても病院で1円も支払うことなく病院で診てもらったり、入院することができ非常に便利です。
オーロラ観測情報
オーロラ観測で最も重要なのは天気です
オーロラは雲よりも遥か上空に現れるので晴れてなきゃ絶対見れません
北欧の都市全般に言えることですが、トロムソはアラスカやカナダと比べて冬の晴天率が非常に低いです
筆者がオーロラを見に言った時にヨーロッパ在住の日本人が2人いたんですが、1週間見れない状況が続いてて意地でも見るまで帰らないと粘ってました笑
よって北欧にオーロラ観測しに行く場合、1週間程度の滞在では一度も見れない可能性があることを覚悟してください
短期間でオーロラ観測が主な目的、オーロラが絶対に見れなきゃ嫌だという場合北欧はおすすめしません
カナダかアラスカにいきましょう
ただ、この後書きますが誰がどう見ても最悪の天候、猛吹雪の中で出発したツアーでオーロラを見ることができました
現地のオーロラ観測ツアー(TROMSO SAFARI)
RADISSON BLU HOTELに受付があるTROMSO SAFARIって会社がやっているツアーを申し込みました
天気が悪い北欧ですので、それに対応できるよう主に2つのタイプのツアーがあります
- いくつかある観測拠点の中でその日最も観測できる確率が高そうな場所に行き、オーロラが出るまで暖かい場所で待つツアー
- 刻一刻変わる状況に臨機応変にリアルタイムで対応し、ひたすらオーロラ観測確率が高そうな場所をバスや車で探し回るツアー
どちらもその日の天候を見て観測確率が高そうな場所に行くという意味では同じですが、2つ目のツアーはリアルタイムで判断するため若干観測確率は高そうですね
ただ筆者が選んだのは1つ目の暖かいところでオーロラが出るまで待つツアーです笑
ずっと車乗ってるの大変そうだし待ちのツアーだと暖かい伝統料理付きって言われたので(´□`)w
参加したツアーの2018年の料金は
- 986NOK(約13400円)
- 料理付きを希望する場合はプラス194NOK(約2600円)
この他にもいろんな種類のツアーがありますのでTROMSO SAFARIのホームページで確認してみてください
ただ、予約自体はRADISSON BLU HOTELのデスクで色々と聞いてから決めた方が良いでしょう
最悪のコンディションの中、トロムソで出会った奇跡のオーロラ
ロングイェールビーンからトロムソに到着した時、猛吹雪で外出すら厳しい状況だったのでオーロラは実際のところ諦めていました
トロムソの空港でオーロラを諦めた瞬間
トロムソは二泊しかしない予定で吹雪もなかなか止みそうにないとのことだったので(´□`)
翌朝起きて外を見たら、吹雪は弱まってギリ外出できるレベルに天候は回復していたけど空は雲だらけだったし雪も降ってたから、とてもじゃないけどオーロラが見れるとは思えませんでしたね
一応念のためにとRADISSON BLU HOTELへ行ってツアーデスクで話を聞いてみたところ
と突っ込みたくなるレベルでしたが、最後の夜だしやることないからいっかって申し込んだんですよ
夕方、ツアー集合時間になっても相変わらず雪が降ってるし、バスで観測拠点に向かってる最中なんか吹雪になってきて参加者はみんなテンションだだ下がり笑
拠点になる小屋についてからも外は悪天候でもう99パー諦めモードで暖かいスープを飲んでみんなで「今日は無理そうだねー」と話していたところ急に
おい!みんな急いで外に来い!!!
と急に小屋に大声が響渡ったので急いで外に出てみると雲が少しずつ割れ始めたんですよ
そしてその割れた雲の中から
突如こいつが姿を現しました
これは流石に感動しましたね
まさか見れると思ってなかったので
その後どんどん雲がなくなってオーロラもその姿をはっきり現し始めました
日頃の行いが良いからですかねw
トロムソでおすすめのホテル=スマートホテルトロムソ
物価がとてつもなく高いトロムソでシンプルながら比較的リーズナブルで綺麗なホテルです
街の中心やオーロラツアーの拠点となるRADISSON BLU HOTELへも徒歩で数分圏内なので立地もよくおすすめです
気になる方は確認してみてください
以上、トロムソで出会った奇跡のオーロラ体験でした!
観測率がカナダやアラスカと比べて低い分、見れた時の感動も大きい北欧のオーロラ
もし旅行を計画している方がいたら是非参考にしてください!
まだまだオーロラ見足りないという方は前回のブログも是非読んでみてください
それではまた!ポップガンマイ(⊃`ω´⊂)
ps
今年もチェンマイのロイクラトン祭りが近づいてきましたね
まさか2年連続で見ることになるとは思いませんでした